お正月直前⁉︎ 2016年ってどんな年だった? 年が明ける前に振り返る‼︎

だいぶ前から『心の時代』と呼ばれていますが、今年は特にそれを感じました。 僕たちの心は何処へ向かっているのか。 僕も正直、この変化に戸惑っています。

SMAPといえども人間です。
大人の事情もあると思いますし、人間関係も僕の関与すべきところではありませんが、100%みんながみんないつでも仲良しというわけでもなかったかもしれません。
だからといって、それが悪いというわけでもなく、解釈はいろいろです。

たとえばSMAPという集団が解散してしまっても、彼ら全員が他方で活躍をして、SMAPという時代を誇りに思っているのなら、それはそれで何も問題は無く、むしろ、それこそが本当の絆と呼べるかもしれません。

 

ポケモンGO

これに関しては本当に驚きでした。
ファミコン世代の僕からすると「ゲームは遂にここまで進化したのか!」と思わざるを得ません。

ヴァーチャルとリアルがまさに一体化したようなゲームですよね。
90年代頃からスピリチュアル・ブームがやってきました。
目に見えないモノに、たくさんの人たちがリアルを感じるようになって来たのです。
それは、スピリチュアルに限った事ではなく、ゲームも同様だったみたいです。

こう言う時代になって来ると、何がリアルで何がリアルではないのかの識別が本当に難しくなって来ます。良く言えば世界が広がったとも思います。

「いないけど、いる」「いるけど、いない」。
そんなリアルの境界線こそが、リアルになってきました。

最近では、ヒーローモノなどでも、パラレルワールドという存在を扱ったものが増えて来た気がします。

「自分の認識している世界だけが全てでは無い」

そういう時代に僕たちは突入してしまったのです。
自分が望むと望まなかろうと。

ただ、問題がないわけではありません。
僕はスマホを持っていないので、さっぱりなのですが、人気のあるゲームなので、やはりそれなりに面白いのだと思います。

このゲームが出た直後から、マナー違反者が続出しました。
それがいちばんの問題です。
ゲームに熱中し過ぎて周囲の迷惑を考え無くなってしまった人が多発してしまったのです。

一昔前なら、ゲームに熱中し過ぎて迷惑な人と言えば、ゲームセンターに入り浸っている不良か、部屋の中に籠っているオタクだけでした。でも、ポケモンGOはそんなレベルではありません。世界的に、影響を与えたゲームなのです。

都市伝説で「ポケモンGOは、人間(集団)を何処まで誘導できるかの実験だ」という話を聞いた事がありますが、あながち嘘とも思えなくなってきました。
もしくは、本来はそう言う用途で開発されたものではないにしても、今後、そういうふうに利用する事も可能という事実は見逃せません。

周囲が見えなくなってしまい、ゲームしか頭の中にない。そんなに楽しいなら良いではないかと思いますが、はやりゲームに依存し過ぎて人生を転落させることの無いように、自制心とマナーはしっかりと持って貰えたらと思います。

 

これらの話題から思うコト

他にも興味深い話題はたくさんありましたが、僕はこの3つを選びました。
この3つから2016年を考えると、人間関係の在り方が確実に変わってきたという事です。

個人としての生き方。
集団の一員としての生き方。
ヴァーチャルな世界とのバランス。

だいぶ前から『心の時代』と呼ばれていますが、今年は特にそれを感じました。
僕たちの心は何処へ向かっているのか。

僕も正直、この変化に戸惑っています。
今まで通用して来た概念が通用しなくなって来たり、思いもよらなかった事がどんどん現実になってきたり。

時間は過去から未来へと流れていると思っている人は、未来をイメージする事がもしかしたら難しいかもしれません。
「昔はこうだった……」では通用しない時代に僕たちは突入したのです。

それはある意味、大きなストレスかもしれません。
しかし、新たな未知なる可能性も出て来たという事でもあります。
僕たちが夢を持ち、自分や他人を思い遣る気持ちさえ忘れなければ2017年以降は、どんどん良い方向に進んでいくと思います。

 

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