ココロセラピストが語る!『当たり前』とは?〜自己評価不安に陥る大きなポイント~

人は何故苦しむのか。それは人格を否定されたような気分になるからです。

僕は別に英語を勉強する必要は無いと言いたいわけではありません。「英語を喋れて当たり前」というのは偏見だと言いたいのです。

世の中はディズニーとアップルしか会社が無いわけではありません。それこそ、世界の広さを理解していません。外国企業で働きたいとか、外国企業と取引がしたいと言う人にとって必須なだけで「英語が出来ない=社会に通用しない=ダメ人間」ではないのです。

更に最近では「日本人なんだから漢字くらい読み書きできないと」みたいな風潮もあるようです。それももっともですが、一方で「これからは英語が出来て当たり前」とか言っているわけです。しかも「PCが出来て当たり前」ですから。だったら漢字変換なんて一発ですから、無理に漢字練習しなくたって良いじゃないですか。極論を言えば「どっちなんだよ!」とツッコミを入れたくなりませんか。

どれも、大事です。とても大事です。知識は多い濁した事はありません。スキルも熟練した方が良いです。でも、僕たちはコンピューターではありません。すべてを吸収する必要性すらありません。
人生と言う限られた時間の中で、何が必要で何が不要かを見極める能力はとても大切です。取捨選択の時代なのです。

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価値観は時代や環境と共に変わる!

少し前までは「物を買う=カッコいい」という消費社会でした。今は「物を捨てる=カッコいい」という流行があります。
何が当たり前とか、何が常識とか、そう言ったモノは数年単位でガラリと変わってしまう場合もあります。もしかしたら、裏でマーケッターが何かを流行らせようとか、意図的に「当たり前」や「常識」をコントロールしているかもしれません。学歴神話も、音を立てて崩れて来ました。

「そんな事も出来ないの?」「そんなの出来て当たり前でしょ」「今まで何をやっていたの?」と知らず知らずに、自分の偏見や思い込みで他人を傷つけたりしている人はいないでしょうか。

何をしてきたのか。頑張って生きてきたに決まっているじゃないですか。ただ、その時々で、求められるモノが「あなた」と違っていただけかもしれません。
人生にはステージがあります。その都度その都度、必要があれば、学べば良いのです。人生は成長する事が楽しいのです。

人は何故苦しむのか。それは人格を否定されたような気分になるからです。世界は広いです。色々な言語で色々な人種の人たちが生活しています。そんな中で、自分たちの良さを最大限に活用しながら、他者を思い遣り、共存しているのです。敢えて言うなら「それこそ常識でしょ! あなたの狭い世界観を押し付けて、人格否定しないでよ!」と思う今日この頃です。

それを理解できる人が増えたら、この国から『心の病』、減るんじゃないかなと思います。

 

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