ココロセラピストが語る!『ストーカーじゃないのに嫌われる人の特徴』とは?

恋愛妄想狂である追跡者のイメージが真っ先に頭に浮かぶ『ストーカー』。ドラマだけでなく、ニュースでも本当にストーカーによる犯罪が増えたような気がします。今回は『ストーカーあるある!』と思える例を挙げていきます。

3.一部のビジネス系

これは特に営業系(モノやサービスを売る人)に多いです。自分が誇れない商品を扱う会社に入ったら、モチベーションも上がりませんし、お客さんたちに商品の良さを伝える事もできません。だから、自分の扱う商品(目に見えないものも含む)を誇りに思うことは大切です。

しかし自分の扱う商品によほど自信があるのか、それともノルマがあるのかはわかりませんが、呆れるほど熱弁してきたり、しつこくして来る人がいます。業種を書いてしまうと誤解を与えかねますので敢えて伏せますが、あなたにもイヤな思い出の1つや2つは、おそらくあると思います。

お店の中だけで完結するやりとりならば、若干しつこくても店内から出ることさえできれば逃げ切れるので、まだマシです。アンケートに1度でも応えると、本当にストーカーの如くしつこい対応をされるケースもあるので注意が必要です。DMが届く程度なら、不要なら捨てるなり廃品回収に出せばいいのですが、電話は特に注意が必要です。酷い場合は、着信拒否設定にしても、異なる番号からかかってくるのです。

一体いくつ電話番号を持っているんだと感心してしまうほどです。なので、個人情報は本当に漏らさないように注意して下さい。サービス品やクーポン券につられて痛い目を見ても遅いのです。

電話・投資17643214

次に、投資系や儲け話系です。どちらかというと、こっちの方が厄介です。ネットなどを使い、友達になりたいそぶりで近寄ってきてあの手この手と勧誘して来ます。場合によっては信頼関係が出来るまで時間をかけてくるケースもあるので厄介です。

実は勧誘目的だったと知って「今まで、あの人と接してきた時間は何だったの!」とショックを受けた時は心から怒りが込み上げて来て、そして悲しくなります。元々友人だったが、友人をターゲットにする系ビジネスにハマってしまった友人も同様に悲しいです。「どうして(悪徳業者に)洗脳される前に気づいてあげられなかったんだろう…」と自分を責めたい気持ちにさえなってしまいます。

彼らはカルトの如く教義(勧誘方法)を叩きこまれてマインドコントロールされている(可能性がある)ので、拒否しても反論しても、待ってましたとばかりに言い返して来ます。だからこそ厄介なのです。彼らは、こちらの個人情報や性格、趣味嗜好を熟知しているので、あらゆる角度から責めて来ます。そして、個人情報を持っているからなのか強気で、それこそストーカーの如く執念深いです。

もし本当に儲かるなら、友達だと思うなら、勧誘などせずに黙って勧誘せずに奢ってくれるなり、プレゼントでもくれれば良いのです。ストーカーの如くせざるを得ないのは裏があるからなのです。

 

これらの例でわかることは、(特に恋愛)ストーカーだけが恐ろしいと言うわけではないと言う事です。

コミュニケーションの基本は共感的理解と自己開示です。しかし、共感すれば勘違いされ、自己開示すれば相手にとって有利な武器となってしまいます。これでは、僕たちは人間を信頼できなくなってしまいますし、心を閉ざしたくなってしまいます。

ストーカーや、ストーカーとは言わないけれど、恐ろしい人たちは、自分(or自分の価値観)に対するこだわりが強く、誰かにマインドコントロールされているかどうかは別として決して諦めません。そして、異論を唱える者こそ悪というような扱いをして来ます。

人間は、みんな違って良いのです。違う価値観の人がいるから、必ずしも対立するわけではありません。大切なのは距離感です。そして相手を思い遣る気持なのです。喜びは共有し(「このビジネスをやって一緒に儲けよう」「このセミナーに行って一緒に救済されよう」以外で)、困っている仲間には、そっと手を差し伸べる(「投資話に乗ってあげよう」という手の差しのべ方以外で)。これが大事だと思います。

誰かを操ろう、支配しようと思う人は、心貧しい人です。心豊かな人が増えれば、誰かを操ってまで、コントロールしてまで何かさせようとは思わなくなります。心豊かになれば、自分と違う考えや趣向を持っていても安易にそれを愚かだと思わなくなります。

友を失い、信頼を失い、相手を操ることしか考えていない人は、残念ながら救いの手は差し伸べられないかもしれません。明日は我が身です。自分自身が、そういう嫌われ者にならないためにも、心豊かに生きるように心がけてください。

心豊か313359908

※自分の趣味や価値観、仕事を誇りに思うことは大切です。それを語るのも決して悪い事ではありません。相手に拒否権を与えず、自分を押し付けることが危険だという話です。くれぐれも誤解の無いようにご注意ください。

 

《山﨑達巳(やまざきたつみ)さんの記事一覧はコチラ》