ココロセラピストが語る!『ストーカーじゃないのに嫌われる人の特徴』とは?

恋愛妄想狂である追跡者のイメージが真っ先に頭に浮かぶ『ストーカー』。ドラマだけでなく、ニュースでも本当にストーカーによる犯罪が増えたような気がします。今回は『ストーカーあるある!』と思える例を挙げていきます。

ストーカー

僕が子供の頃はストーカーと言えば、『週刊少年ジャンプ』に連載されていた『アウターゾーン』という怪奇マンガの主人公(美人で謎のお姉さん)のイメージでした。しかし、時代とともに、ストーカーという言葉の意味合いはすっかりと変わってしまいました。

ストーカー。追跡者。迷惑者であり、犯罪的である者。この名称が定着したのは正確ではありませんが20世紀後半だったと記憶しています。これは新しい犯罪ではなく、おそらく遥か以前より存在していたと思います。

90年代になると、この言葉を定着させたかった誰かが存在するのか単なる流行なのか、あちこちでネタとして取り上げられ、ドラマなどでもストーカーを扱ったものが増えたような気がします。

ストーカーと言う言葉が定着してからは、逆にその言葉を利用して、少しでも気に入らない相手にストーカーのレッテルを貼って相手を陥れるという裏技まで登場してしまった気がします。
『ストーカー規制法』なるものが存在はしますが、未だに定義が難しいです。

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ストーカーとは呼ばないけれど、とても恐ろしい人たち!

ストーカーと言うと、恋愛妄想狂である追跡者のイメージが真っ先に頭に浮かぶと思います。それならば比較的、わかりやすいのですが、法では裁けない厄介な人たちもまだまだ存在します。

数えだしたらキリがありませんが、今からいくつか「あるある!」と思える例を挙げていきます。

 

1.一部のオタク系

アイドルやマンガ、ゲームなど、自分の趣味をひたすら熱弁して来ます。

少しでも興味を示そうものならもう大変です。相手に理解を示すために話を合わせる事は大切です。人は共通の趣味や文化を持っていると安心するからです。しかし一部の過激派に共感はタブーです。仲間と思われたら最後、本当はそこまで興味を持っていないと言っても「少しでも興味があると言うことは、その道で開花する可能性がある!」と勘違いされ、しつこくオタク話を展開されます。

場合によっては、ことあるごとにイベントに誘われたりグッズ購入を勧められたりします。アニメやゲーム以外の話に誘導しようとしても、すべてをマニアックなトークに関連付けられてしまいます。話が合わないとわかると、今度は著しく迫害して来ます。彼らの人格を否定しているわけではなく、それ以外の分野で親しく接して行けたらと願っても、それを受け入れられない時点で敵とみなされてしまうようです。

しかし、迫害してくれる分だけ感謝しなければなりません。彼らは共感できる仲間探しには命をかけますが、ストーカーでは無いので追跡はしてきません。


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僕自身も、自分の趣味についてはついつい熱く語りすぎてしまう傾向があります。しかし、悪意こそなくても、相手がウンザリしていたら、そっと身を引くスキルも必要だと感じる今日この頃です。

 

2.一部の自己啓発系や宗教、スピリチュアル系

自分を高めようとするのは素晴らしい事です。僕自身、心を扱うセラピストなのでよくわかります。しかし残念なことに過激な人たちもいると言うことを忘れてはなりません。

自分の属す団体にひたすら勧誘して来る系は、本当に厄介です。自己啓発にしても、カウンセリングにしても、宗教やスピリチュアルにしても、基本的には自分が好きなモノを選べば良いのです。特に日本では宗教も自由に選んで良いとされているくらいです。自由で良いのです。もっといえば、好きなエッセンスだけあちこちから引っ張ってきても問題無いのです。

しかし、自由には自由の危険性もあります。自己啓発にしても宗教にしても本来は、みんなの心身の健康と魂の救済を追求して行くツールだと言えると思います。

それにも拘らず、一部の人たちは「自分の流派(宗派)こそ素晴らしいもので、他のモノは価値がない」という考え方をします。そういう考え方があっても良いのです。しかしそれには条件があります。外部の人間にそれを強要してはならないと言うこと。自主性を無視してはいけません。

セミナーや集まりに誘うのは良いですが、嫌がる相手を誘うのはナンセンスです。この手のタイプの中には、「あなたのために言ってるんだよ!」「今こそ、自分を変えるチャンスだよ!」等々言って来る人もいますが、それは間違いです。基本的に、変えることが出来るのは自分だけです。他人を変える権利など、誰も持ち合わせてはいないのです。

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そして、人はみな、学びのペースが違うのです。画一的なマニュアルで「この時期までにこれだけ習得しなさい」と言っても怒られないのは義務教育くらいなものです。

「私には彼(or彼女)を導いてあげる(自分の所属団体に属させる)使命があるのだ!」と屈折した解釈、もしくは妄信している人は善意でストーカーに近い執念深さを見せつけてくるかもしれないので注意が必要です。

「なんで私の言うことが聞けないのよ!」とキレる人は可哀そうな人です。自分の価値観と異なる人が存在するだけで心をかき乱し、暴走する時点で癒されてもいなければ、何の成長もなく、何の救済もされていないのです。