魂的家畜(?)—引きこもり、ニート、新型うつ病のホリスティック健康相談

今までのあなたの生き方が、今のあなたを作っています。 だから、生き方=食べ方を変える必要があります。

20年以上前に鬱病と対人恐怖症を自力で克服したのをきっかけに、心や体と向き合う機会を得た私・わたもりの鬱病について書いているシリーズです。

今回は「新型鬱病」と言われる症状について、スピリチュアルな側面からも見た傾向と対策をお伝えいたします。

 

新型鬱病と引きこもり・ニート

「新型鬱病」と言う病名はありません。
「鬱病」と診断された方のうち、次のような症状がある方を総称してそう呼びます。

・抗鬱剤が効かないことが多い・自ら鬱病と公言する・他人の些細な一言で傷つく・気分の上下が激しい・他罰的・感情のコントロールが出来ない・自ら休もうとする・自己愛的・鉛様疲労・自殺をほのめかす・過眠・過食・依存的

大まかにいうと、自分の好きなことはできるけど、嫌なことは出来ないので「怠け病」と言う人もいる症状です。
仕事や学業などは出来ないため、引きこもりやニートになる方も多いです。
「具合が悪い」のですが、まったく外に出られないわけではなく、恋愛などをしている方も多いです。
とはいえ、嘘をついているわけではなく、本人は本当に苦しいようです。

私は沢山の鬱病の方のご相談をお受けしていますが、新型鬱病と思われる方からのご相談ご依頼は開店以来3年間で数件しかありません。
その代わり、親御さんをはじめとし、配偶者やご兄弟など周辺にいらっしゃる方からのご相談は本当に多く、当事者よりも周辺の方がより多く困っていらっしゃるようです。

あらかじめ申し上げますが、これから書くことは非難するのではなく、あくまで特徴を書いているだけです。
当事者の方は、どうか冷静にお読みくださいますようお願いいたします。

特徴的なのが、周囲の方が当事者よりも勉強し、お金をかけ、時間を使い、何とかして治そうとしている事です。

周辺の方がそれまでにご相談したカウンセラーに「あなたが原因です」「アダルトチルドレン(AC)」「インナーチャイルド」「精神的DV」などと言われ傷つき、当事者からも責められている方が多いです。
周囲の方が責められた結果、怒るのではなく、自分を責め、もっと努力し、もっと面倒をみようとしています。
だからと言って、問題が解決しないどころか更にこじれています。

当事者の方にカウンセリングしても、それ程乗り気ではなく、周辺の方の必死さだけが空回りしていると感じます。
ここでも「AC」「インナーチャイルド」と言う言葉が多用され、当事者様なりの主義主張があります。

周辺の方が頑張って治そうとすればするほど、当事者の方は悪化していきます。
まるで、自分は病気だから動けないと証明しようとするかのようです。
動けないと言いますが、自分の言い分を主張するときは大声で叫び暴れ、わざわざ窓を開けて隣近所に聞こえるようにする方もいます。

治したいんです、と、ご本人様がご相談に見えられても、根本原因の核心に触れようとすると話をずらすのも特徴です。