HSPの特徴・身体編―わたもりのHSP講座3

HSPって大変! と思うかもしれませんが、実は良い点もあります。それは治療による変化が速いという事です。

「知る」って偉大です。

薬(西洋医学薬や漢方薬)、電磁波、化学物質、カフェインなどに過敏な方もいらっしゃいます。
アロマセラピーやナチュラルケアでも刺激が強すぎる場合がありますので、「自然のものだから安全」と言う妄信には気を付けましょう。
「HSPが苦手な意外なもの―アロマ、ナチュラルケア」参照

身体の痛みの原因が、これらにある場合もあります。

更に、食事からも影響を受けやすいと考えられます。
食事中・後に嘔吐、下痢、腹痛が起こるために、ほとんど何も食べないというHSPのお子さんもいらっしゃいます。
これは食品添加物、人工甘味料、農薬や化学肥料に反応していると思われます。

私も食事に影響を受けやすいと知らなかった頃は体に合わないものを食べていて、食後30分は動けなくなっていました。
手足が痺れる場合もありましたが、今ではそれが外食時などに化学調味料の影響でなっていると判るようになりました。

また、身体が過敏だという事は、内臓も過敏で疲れやすいという事です。
食後に背面下部(ウエストラインの上あたり)が痛むという場合もあります。実はこれ、腎臓が痛いのです。

右側は陽性食品(肉、魚、卵)、左側は陰性食品(甘いもの、酒、果物、乳製品など)の取りすぎでなっているとTerraの食事相談担当、久恵先生に教えていただいたときは驚きました。
本当に、食べたものによって痛む部分が違います。
以前は腰の痛みだと思っていましたが、内臓の痛みだったのですね。

身体の特徴として疲れやすさをあげられる方もいらっしゃいますが、HSPの場合、疲れは身体だけの反応ではないので、これは後日、別に記事を書きます。

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大変なだけではない身体の過敏さ

こんな風に書くとHSPって大変! と思うかもしれませんが、実は良い点もあります。

それは治療による変化が速いという事です。

西洋医学、鍼灸治療やアロマ、マッサージ、ホメオパシーなどによる効果が早く出ます。
だからこそ副作用や好転反応が出やすいとも言えますが、治療師さん達に羨ましがられます。

効果を身体で感じやすくもあります。
例えば、私は足の胃のツボにお灸をすると、胃に温かい血がドバっと流れ出すのが判ります。

ここから考えると経験が浅く勉強が足りない治療師さんだと、HSPを知る・知らないにかかわらず、過敏な人への理解も加減も足りずに、かえって不調になる場合もあるので気を付けてくださいね。

これらはものすごくざっくりした情報です。
個別に良くお話をお伺いして判断する必要がありますのでご理解くださいませ。

次回は心の特徴についてお伝えいたします。

 

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