美人は“香り”でできている〜「香水をつけない女に未来はない」?

私は職業柄、日中香りをつける事はできませんので、ベッドに入る時に香水を使います。 自分で作った香水をベッドサイドに並べて、気分によって変えています。

私がおススメするのは、スカートの裾や、ペチコートの裾などに一振りする程度の使い方です。

歩いたとき、足を組んだとき、などふとしたタイミングでふわっと素敵な香りが漂う感じが、女性らしいと思いませんか?

普段スカートをはく事が少ない。
と言う方には、ハンカチに少し香りを付けてハンドバッグにいれておくという方法。
これだけでも、バッグを開ける度に香りが立ち上がり、良い印象になります。

また、名刺交換をする事が多い方には、ムエットがあればムエットに、なければ画用紙などに香水を吹き付けて、名刺入れの名刺を入れていないポケットに入れておくと、名刺にほのかに香りがついて名前を覚えてもらいやすくなりますよ。

婚活パーティなどの名刺交換などにも使えるかもしれませんね!

ただし、嗅覚はもっとも麻痺しやすい感覚と言われていて、毎日同じ香水を使っていると香りを認識しにくくなり、どんどん使う量が増えて行く恐れがあります。
自分ではちょうど良い香り、と思っても、周囲の人には濃過ぎる香りになり、悪印象になる可能性もあります。
量にはくれぐれも気をつけてください。
ボトルタイプなら2滴まで、スプレータイプなら2プッシュまでが適量です。

 

■魅力を引き出す香りを探す

女性らしさを引き出し、相手に良い印象を与え、記憶に残る香りってどんな香りなのでしょう?

特に女性らしさを引き出すと言われているのは、「花」から採油される香りです。

クレオパトラも愛した2つの香り、ローズ、ジャスミンは、それぞれ濃厚でグラマラスな女性を際立たせます。
ほとんどの市販香水に使われる香りです。
濃厚過ぎて好みが分かれる香りですが、柑橘系の香りとブレンドすると、小悪魔的な女性の魅力になり、ハーバルノートとブレンドすると、知性的でクールな女性となります。

ナポレオンが好きだったと言われるネロリやラベンダーは、楚々とした華やかさと爽やかさを持つ香りで、多くの人に好まれます。
どちらも清楚の女性の香りの代表ですが、ウッド系の香りとブレンドすることで、包容力と慈愛に溢れた女性らしい香りとなります。

媚薬と言って欠かせないのがイランイラン。
濃厚でむせかえるような香りは、ゴージャスそのもの。
男性に人気のある香りでもありますが、パチュリーやサンダルウッドなど、個性的なベースノートとブレンドするとオリエンタルで神秘的な香りになります。

花以外でぜひ使ってもらいたい香りは、ベルガモットです。

ベルガモットは、柑橘系の香りですが、他の柑橘系の香りと比べて複雑な組成をしていて、どんなブレンドにも合います。
そして、この香りが入るだけで、どんなブレンドも素晴らしいハーモニーになります。
もしもご自分でブレンドを作る事があれば、ベルガモットを入れてみてください。

 

■美人は“香り”でできている

冒頭のココ・シャネルの言葉にあるように「香水をつけない女に未来はない」のです。
毎朝の習慣として、メイクの仕上げに2滴の香水。
とびきりの美人になって一日をお過ごしください。

ちなみに……。

私は職業柄、日中香りをつける事はできませんので、ベッドに入る時に香水を使います。
自分で作った香水をベッドサイドに並べて、気分によって変えています。
香水は、自分の気分を上げるもの。
として使うのも良いですよ。

 

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