小林麻央さんに学ぶ、困難な時期の歩み方～魂を浄化するソウル・セラピー Vol.5

こんにちは。魂を浄化するソウル・セラピストの上田佳穂です。

どんな人であっても、平坦な人生や、順調なことばかりの人生はありません。必ず、良い時もあれば、大変な時もあります。

最近、乳がんで闘病中の小林麻央さんのブログが話題になっています。現在、骨と肺に転移があり、ステージ4なのだそうです。お読みの方も多いかと思いますが、麻央さんのブログには、困難な時期の歩み方のヒントがたくさん詰まっています。

麻央さんには、5歳と3歳のお子様がいらっしゃいます。小さいお子様がいらして、深刻な病にかかるなんて、想像できないほど辛かったのではないかと思いますが、ブログでは、時に涙を流すことを打ち明けつつも、とても前向きに、心の内を明るく綴られていて、読んでるこちらが力づけられます。

麻央さんのブログからは、後悔することはあっても、そのことをいつまでも引きづらずに、現実を受け入れて、今できることを坦々とこなしている姿が見られます。

今回は、麻央さんから学ばせていただいた、困難な状況に陥った時に、どのように歩んでいけばいいのか、わたしたちが見習えることをお伝えしたいと思います。

〔自分を可哀想だと思わない〕
困難な状況に陥った時、わたしたちは、「なんでこんな目に合うの？」「どうしてこんなことが起きるの？」と落ち込み、精神的に大きなダメージを受けてしまいます。
それでも、そのままいつまでも、自分を可哀想だ、不幸だと思い続けていると、いつの間にか自分を被害者に仕立て上げてしまいます。被害者になってしまうと、自分の不運を嘆いてばかりで、いつまで経ってもそこから抜け出せないばかりか、周りも巻き込んで、不幸を撒き散らしてしまいます。
神様は、乗り越えられない試練は与えないし、そこから逃れる道を用意していると言われています。自分の置かれた状況がとても困難だと思ったとしても、自分を悲劇のヒロインに仕立て上げずに、自分にはその試練を乗り越える力があると信じましょう。

〔現実に抵抗せずに、受け入れる〕
「どうしてこんなことになってしまったんだろう」と、落ち込むことはあっても、そこに居続けないで、現実を事実として受け入れていくことが次のステップです。
時には、自分を責めたり、周りを責めたりして、怒りや悲しみが湧いてくることもあるでしょう。そうしたら、そういう感情が自分にあることを認めて、受け入れると、感情が落ち着きます。感情が落ち着いたら、現実を受け入れて、今できることをやっていくことができるようになります。

〔自分を責めるのではなく、気づきや学びを得る〕
困難な状況に陥った時、私たちは、「何が悪かったんだろう」と、つい原因を探したくなります。そして、それができなかった自分を責めたくなります。
でも、たとえ原因がわかったように思えても、それが本当に原因なのかは誰にもわかりませんし、いくら自分を責めても、起きてしまったことは起きてしまったこと、元には戻らないのです。
時々自分を責め続けている人がいますが、そうすることでエネルギーを使い果たしてしまい、現実と向き合うことができなくなります。自分を責めても、状況は何も改善しません。大切なのは、責めることではなくて、この状況から、人生における大切なことに気づいたり、そこから得た学びを自分のものにしていくこと。それは、これから先の人生の財産になります。

〔いつもユーモアを忘れない〕
そして、最後に大切なのが、どんな時もユーモアを忘れないこと。
笑いは、自分を救うだけでなく、周りも救われます。
「こんな深刻な時に笑うことなんてできない」と思うかもしれませんが、深刻に思えるときこそ、笑いは必須。
麻央さんのブログを読んでいると、金髪のカツラを被ったり、お姉様の麻耶さんとのオモシロエピソードを披露したり、ユーモアを織り交ぜて、いつも笑いや喜びを表現されています。
どんな時にも笑いを見つけることができる笑い筋を鍛えていきましょう。