「本来の能力を十全に発揮し、幸せな人生を送るためのカギは感情とインナーチャイルドにあり」 〜直感を味方につけるためにインナーチャイルドを癒す理由とは?〜

インナーチャイルドを癒すことができれば、不意に感情が蘇ってきて、直感の働きを邪魔することがなくなり、「幸せな人生を手に入れることができるようになる」わけです。

【鑑定3ヶ月待ちの上地先生が重視するものとは?】

上地一美先生をご存じでしょうか? フジテレビ系列の「金曜日のキセキ」という番組にレギュラー出演していたことから、名前を聞いたことがあるという方や、実際に著名人を鑑定しているところを見たことがあるという方も多いかも知れません。

相談者の過去はもちろん、家族構成まで見通した上で解決方法を指南するというスタイルは、多くの人から求められ、現在「鑑定は常に3ヶ月待ち」という状態が続いているという大人気の上地先生。

そんな先生が重要視しているのは「直感」。

著書として『直感をみがいて幸せになる』『幸せを一気に引き寄せる 直感のみがき方・使い方』『直感で人生をよりよい方向へ動かす』(学研)と、毎年、直感に関する内容を紹介しているほどです。

 

【幸せをもたらす秘密は直感にあり】

では、「直感」が働くことで、どのように幸せが得られるのでしょうか? 上地先生によると、直感が正常に働くことによって、「人生において正しい選択肢を選べるようになる」のはもちろん、すべての物事のバランスが整ってくるので、自然と幸せを手に入れることが出来るということです。

基本的に直感というのは、私たちの誰もが持っているものですが、それを充分に活用することは出来ていません。直感の働きを邪魔しているのは実は私たちの「感情」なのです。人生がうまくいかない、生きにくい……というような方は、「感情に振り回されてしまっているケースが多い」のです。

 

【感情とインナーチャイルドの関係】

そんな感情の象徴といえるものが「インナーチャイルド」であると、上地先生は言います。インナーチャイルドとは、日本語に直すと「内なる子供」。すなわち、自分自身の中にある子供の部分ということになります。

私たちが生きてきた記憶の大部分は潜在意識に記録されていますが、「感情に関連する記憶はインナーチャイルドが担当している」のです。そのために、なにか辛いことがあった場合、潜在意識ではそれを封印したとしても、「感情だけはたびたび蘇ってきて、私たちを不安定」にさせてしまいます。