アマテル外伝 ~もうひとつの日輪神話~ PART.3 児湯竹鳩神業 大和魂を呼び戻す竹鳩のミッション(仕組み)1

みなさんこんにちは。先日から連載させていただいております本コラムにおいて、過去にあったことをたて続けに紹介してきたのですが何度も連載で登場しているわたしの住んでいる実家である(笑) 竹鳩、という場所の謎、語り継がれてきた多くの伝承。世界でもここだけにしか残っていない先祖の話を綴っていこうと思います。本当に大切なことはいくつか遺言書などにまとめ、公開が可能なものだけ連載中にご紹介したいと思います。

僕が母の神夢で見た時に見た存在の名が、「おおかみさま」というものこれを幼い語領のない僕は、獣のほうの、狼様? と思っていたけど僕の後ろにいる金色の神と、その外を歩いているおおかみさまは別人だったのです。

神と獣は紙一重。大人になり、夢の啓示で180度逆転させることが岩戸(百 八十度)開きである。
狼様は大神様の正反対の意味であって、幼少期手をつないできた黄金の神は仏の姿をしていたけれど、封印されていたと、教えられたのです。
仏はほどける、ほとけ……につながります。言霊の意味を逆転させると出現するのが”結び”。
ムスビの秘密を握る神が、福智王の魂を管理していた、比木神社の天上に描かれていたという、神社の護り神である生き竜という龍神でした。

青龍であって、この方は神社の正しい神としては列挙されていないのです。
比木神社は、かつて火棄神社といわれていたのだそうです。火を棄てる、と 書きます。
そのなかから大年神が分離して、大年神社として渡来してこの地で死んだという王子の魂とともに眠ることとなり、火棄から比木に改められた。

その比木神社は調べるところによると、本来児湯郡の日下部一族たちの都萬神社(コノハナサクヤ姫)のながれをくむ、原初のベースとなったはずの神社で、聖地としては、邪馬台国時代までさかのぼる信仰があったというのです。
それがどういうわけか700年代あたりとなり、福智王の伝承がここにいきなりくっついた。相当にカモフラージュが半端ないのです(笑)。
そして福智王の父は、神門神社に祀られていて、これをミカド神社 という。
ミカド……古来イスラエルの一族に、カド族というのがあった。カド族出身のものをミ・カドと称したといいます。

 

母鴨野の上陸地も日下部氏の聖地、日の出浜の横。

鴨野という名前も、土地にかかわった神官が鴨族だったそうで、カモ一族、日下部族の先祖ですね。
コノハナサクヤ姫は富士浅間山の神ですが、そうなるゆえんとなったのは、神話では、日向のこの児湯地方で天火明ら三皇子を出産したとき、火中出産をしたのです。
ニニギに失礼にも、「おめー国つ神の子をはらんでんじゃね?」と失敬な疑念を抱かれたから、疑いをはらすために。
そしてうまれた神社が児湯の妻神社だけれど、元来のこの神社氏族の系統の信仰地が比木神社周辺だったということを再現すると……。
龍少女伝説がつたえる比木とは、ヒキとかくのですが、これは日下部一族の聖地日置(ヒキ、比木、比企と表現する)のことで丹後の海部氏の籠神社の浦島太郎も、日下部の先祖であり、日置里出身者です。

海部家でもホアカリは山幸彦の別名とされていたのだといいます。

そうなると相当に日向神話が強烈にこの話には、絡んでくる。

丹波と児湯は、同時にこれらの日下部一族が上陸し、拠点をつくっている不思議な因縁の地だとして西都原古博物館長もうなっていて、僕もそうだとにらんでいました。そして、福智王の福智とは、福知山と同じですが富士山とは古来、福智山と称したといいます。福智とは富士のことだったのです。
古来富士山には強力な真の天孫族のエネルギーと、降臨の超古代文明の秘密が眠っておりすべてはここを軸に封じ込められたのだ……という話を聞いたことがあります。
そして富士山とは高千穂の峰のことなのです。日向のそれと、富士山は連動しているのです。各地のご当地富士もしかりなのです。

スピリチュアル系で有名な、あの日月神示でも「富士は晴れたり日本晴れ。救世主は富士とかかわりがある」という内容を残しています。
福智王は今ではコノハナサクヤ姫となっていた龍神、三穂津姫、そしてその延長の水神、小丸川から桜谷、宮田川の水波女神として鎮座し、王子の魂を永遠に近い時間の中で埋もれながら守ってきたのです。

 

〈次回へ続く〉

 

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