二日酔いになりにくいだけじゃない!まだまだあったウコンの「チカラ」

確かにウコンには、肝機能を高めてくれる力があるので、アルコールを分解する力を促進し二日酔いを防止してくれますが、それは「ウコンが秘めている、さまざまな力のごく一部」でしかないのです。

【飲む前に飲むウコン】

「ウコン」といえば、ハウスウェルネスフーズが販売している「ウコンの力」のように、「お酒を飲む前に取り入れることで、二日酔いになりにくくなる」などといった、アルコールに関連するもの、というイメージがあるかもしれません。

確かにウコンには、肝機能を高めてくれる力があるので、アルコールを分解する力を促進し二日酔いを防止してくれますが、それはウコンが秘めている、さまざまな力のごく一部でしかないのです。

 

【ウコンは記憶に影響を与える】

ウコンには「クルクミン」という成分が含まれており、こちらが「胆汁の分泌を活発にして、肝機能の働きをサポート」し、さらに「アルコールの分解及びアセトアルデヒドの分解」をしてくれるので、まさに二日酔い対策にはもってこいなわけですが、胆汁の分泌が促進されることで、「皮膚癌や大腸癌などの発生を抑制する効果」もあるといわれています。

さらに、2014年11月にアメリカのエール大学を中心とした研究チームが発表したところによると、クルクミンに長期記憶、特に「恐怖」に関する記憶が定着することを抑制する効果があることがわかっています。これは、「辛いことがあったときに、ウコンを摂取することで、その記憶をいつまでも覚えていないでいられる」ということになります。このほかにも、オーストラリのモリナッシュ大学モナッシュアジア研究所が発表したところによると、「朝食にウコンを1g追加するだけで、初期段階の糖尿病患者で、認知機能障害がでる可能性のある人の記憶力が改善した」という結果もでているのです。

さらに、「認知症のリスクを低減」したり、「脳機能を活性化し記憶力を高める効果」もあるのではないかともいわれていることから、ウコンは肝機能だけでなく、脳にもかなり影響を与えていることがわかります。

 

【女性に嬉しいダイエットや美肌効果】

クルクミン以外の成分もさまざまな効果をもっており、「テレペン系精油成分」は血中のコレステロールを分解する作用があり、さらに食物繊維も含まれているために、その力によってコレステロールを吸収排出できることから、ダイエットにも効果的といわれています。他にも殺菌作用や、抗炎症作用、血液を清浄にしたり、肌を綺麗に保つなど、万能薬といっても過言ではないほどの力が秘められているのです。

これだけの効能があることから、ウコンは「古くから薬草として活用」されてきました。スピリチュアルな要素も多く含まれている「アーユルヴェーダ」では、ウコンを飲むだけでなく、皮膚を綺麗に保つために肌に塗ったり、さらには「燃やした煙を吸い込むことで鼻炎を解消する」などという使い方もされているのです。

 

【ウコンが持つ浄化のパワー】

また、ウコンが持つスピリチュアルパワーは「浄化」の力だといわれています。

仏教で、自らを浄化するために利用される「塗香」にはウコンが入っていますし、ハワイのシャーマンはウコンを塩水にとかしたものを、「浄化や悪魔払い」などで利用していたのだそうです。

 

【毎日の生活にウコンを取り入れる】

ウコンは、スパイスとしては「ターメリック」として知られていますが、スパイスとして売られているものでしたら、非常に安価で手に入ります。

「毎朝1g摂取するだけでも、記憶力の改善や、肝機能の改善、体内の浄化」といった効能があるとされていますし、前述したように「ダイエットをサポートする力」もありますので、朝食にウコンを取り入れることをオススメします。

 

【ウコンは一家に一瓶】

手軽にウコンを摂取する方法としては、白湯に1g程度のウコンを溶かして飲むというものがあります。ウコンにはカフェインよりも強い覚醒作用があるという説もありますので、朝に飲むことをオススメします。

白湯だとあまりにもウコンの風味がキツくて苦手という方には、「コーヒーに1gのウコンと、さらに砂糖を小さじ1、牛乳もしくはコーヒークリーマーを適量、可能ならばジンジャーパウダーを1g程度」いれた「ウコンコーヒー」がオススメです、こちらの方が風味が緩和されて飲みやすくなりますし、ジンジャーの効果でエネルギーを高めてもくれます。

こういった飲み物を、気分が落ち込みそうな時に飲んだり、なにがネガティブなエネルギーを感じた時などには、塩水に溶かしてまくなどウコンの活用方法はかなり広いものですので、是非、一家に一瓶用意しておくことをお勧めします。

The power of turmeric.
Turmeric is a panacea.