開運するためには不可欠な「捨てる」という作業、 でも「捨てる」のは物だけではないのです!

人生において「捨てる」という行為は簡単なようで実はとても難しく、躊躇してしまうことが多い行為です。しかしその「捨てる」ということこそが、開運へと導いてくれる秘訣なのです。

年末年始が近づいて来ると、心を横切るのはまず大掃除。
不要なものを捨て去り、きれいにした後に新たな気持ちで新年を迎え、開運を呼び込みたいと思うのではないでしょうか?

しかし新年を迎えるにあたって開運をするためには、掃除をして物を捨てるだけではなく、実はほかにも「捨てる」という作業が必要なのです。

 

不要物を「捨てる」ことと掃除がもたらす開運

まずは不要な物を捨て、整理整頓や掃除をすることで、もちろん心地よくなるのは誰もが体験したことがあるはずです。

ところが、いざ掃除をしようとすると、何年も着ていないのにもったいないからとずっと捨てられずにいる衣類や、使わないのに「いつか使うかも」と捨てずに取ってある品物、好きじゃないけれども捨てられずにいるお土産品、別れた恋人からもらったプレゼントにも未練があって捨てられないなど、実は捨てられない不用品がたくさん家の中で眠っていることに気がつくのではないでしょうか?

部屋の中を流れるエネルギー(気)は、これらの捨てられずにいる物にぶちあたって転がり落ちてしまいます。したがって幸運のエネルギーが次々と玄関から入ってきたとしても、それらの捨てられない不要物たちに遮断されてしまうのです。

結果としてその幸運のエネルギーは、自分自身に到達できずに終わってしまうので、チャンスや幸運も逃してしまうことになるのです。

よって思い切って物を捨てる、整理整頓をすることは、部屋の気の流れをよくして開運へと導くもっとも基本的な作業なのです。

 

人間関係と執着心も「捨てる」ことが開運への早道

たとえば片思いの相手や別れた恋人への思いをいつまでも捨てられずにいたり、あるいは結婚願望が強すぎたり、またはお金や過去に対する執着心がありすぎたりすると、身体の中のエネルギーが滞ってしまうため、病気を引き起こしたり、物事が前に進まなくなってしまいがちです。

お金持ちになりたいとか、結婚したいからと努力をすることはよいのですが、やりすぎてしまうと、それは単なる執着心と化してしまいます。

捨てられずにいる人間関係においても同じく、それぞれどういう関係で繋がっているのかをよく吟味してみましょう。

親友、仕事の関係はさておき、なんらかの利益目的だけで付き合っていたり、関係を絶つとよからぬことを言われるのではないかというような不安から、どうでもよい関係を捨てられずにいる場合も多いのではないでしょうか?

自分の身体に捨てることができない不必要な物、関係、ゴミなどをぜんぶ紐で結びつけて歩いている姿を思い浮かべてください。まるでたくさんの重りを身体に巻き付けているかのごとく見えますね。

どう考えてもそういう姿では、なかなか前に進むこともできなければ、幸運が自分の人生のドアをノックしてくれそうには思えません。

しかも何も捨てられずにいると、年齢が増すごとにこれらの不要な物はどんどん増え続けるかもしれないのです。これではいつまでたっても開運には恵まれそうにありません。

 

「捨てる」勇気が開運を導く!

ところが今まで慣れ親しんできた物であれ、人間関係であれ、それを「捨てる」となると実は勇気がいるのではないでしょうか?

しかし捨てられないことで増え続ける不要物やしがらみに、実は自分が思いのほか振り回されていませんか? 捨てられないことによって置き場所がなくなったり、どうでもよい人間関係なのに、頼まれごとばかりされて断れなくて、結局自分の時間がなくなったり。

これでは開運から遠ざかってしまうことも事実です。それらを捨てることができれば、もっとスムーズな人生を歩めたかもしれないのです。

決して簡単ではないけれど、勇気を持って不必要なものは全部捨て、身軽になってみませんか?

そして執着も捨て、それらから解き放たれたとき、初めて自分が今までどれほど不必要なものを担いで生きていたかに気がつくはずです。そしてそれに気がついたとき、新しい人生の扉が開くとともに、開運の風が吹き始めることでしょう。

この年末年始でぜひ、あなたも「捨て上手」になって自分の人生に開運を導きこんでくださいね。

 

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