パスワーキングにチャレンジ
まずは、瞑想に使いたいタロットカードを1枚選びます。
誘導瞑想方式だと「愚者」から始めることが多いのですが、今回は「自分の好きな大アルカナ」を選びましょう。
選んだならば、ゆったりした服装で、椅子に座って身体をリラックスさせます。
次に呼吸法を行って精神を集中させていきます。
西洋魔術で伝統的に使われる「4つ数えながら息を吸って、2つ数える間止めて、5つ数えながら息を吐いて、2つ数える間止める」というものを繰り返します。
呼吸をカウントすることに意識を向けることで、精神が集中していきます。
この呼吸法を「5分~10分」程度行ったら、用意したカードを目の前に置きます。
しっかりとカードの絵柄を脳裏に焼き付けます。
そうしたら、目をつぶって目の前にタロットカードが「扉となって存在している」ところをイメージします。扉が難しければカーテンのようなイメージでもOKです。
しっかりとイメージができるようになるまで、目を開けてタロットカードを見て、また目をつぶってイメージするというのを繰り返すといいかもしれません。ある意味この段階が一番難しいので練習が必要です。
しっかりと扉のようになったタロットカードをイメージできたならば、その扉をあけて中に入ってみましょう。
そこで何が待っているでしょう? 何が見えるでしょう?
そこに見えるものは、「タロットカードに描かれた象徴によって導き出されたもの」です。
とても、重要なメッセージが含まれていることも多いので、ノートなどに書いておくといいかもしれません。
タロットを通してアストラル界に旅立つ
パスワーキングは一説によると、「アストラル界への旅」ともいわれているほど、繊細でスピリチュアルな技法です。
これを身につけることができれば、タロットカードへの理解がより深まるだけでなく、その力をより強く引き出すこともできるようになりますので、タロットカードを使っている方は、一度実践してみて下さい。
History of tarot cards.
Meditation method using a tarot card.