「内側から答えがやってくる!?』
内なるパワーを使いだした人が増えてきたように感じます。
それは、外側の情報から得るものではなく、内側から答えがやってくるというものです。
自分が経験している出来事の意味、
社会で起きている出来事の意味、
世界で起きていることの意味と、
あらゆるものに対してですが、
意味と言っても詳細な理由というものではなく、
感覚としてそれらに対して自分はどう在ったら良いかというものです。
なぜ、内側からそうした答えがやってくるのでしょう!?
「この世界はエネルギーの渦」
数年前と違って、多くの人がエネルギーを理解し始めています。
物理学の世界は、この世界は素粒子でできていて、
私たち人間も同じ素粒子でできていることを明らかにしています。
そして、その素粒子も物質ではなくエネルギーの動きだということも明らかにしました。
世界はエネルギーでできています。
私の体もエネルギーでできています。
また、思考さえもエネルギーですから、
私たちは思考するたびにエネルギーを発しているということです。
この世界はエネルギーの渦です。
渦の一部が自分自身です。
誰一人、この渦から外れて存在することはできません。
あらゆるものが繋がって、今ここに存在しています。
自分が放つ波動を持って、この渦に参加しています。
「新しいものの見方とは!?』
自分自身を体を持つ個体の存在だと考えている限り、
個として世界に参加することになります。
私がいて、あなたがいて、ここにこれがあって……と、
あらゆるものを孤立した個として見る見方です。
もう一つの見方は、
私はこのエネルギーの渦であり、
あらゆるエネルギーが繋がる渦を軸としながら、
私自身の個としての見方も持っているというものです。
では、こうした私はエネルギーであるという見方から、何が生まれるのでしょう!?
それは、いきとしいけるものすべてとの境が薄れて
それぞれが内側にもつエネルギーが感じやすくなるというものです。
例えば、誰かが話始めると、
その人の内側にある考えや感情、状況などがふっと浮かんでくるという感じです。
それをチャネリングと呼ぶこともできますが、
個が溶け出すと、自然にそれは現れてきます。
言語が生まれる以前、人は言葉を必要とせず、あらゆることを知っていたのだと思います。
言語が生まれたことで、人はその感覚を失ったのだと思えてなりません。
新しいものの見方とは、
世界をエネルギーとして感じるものです。
それは、自然に動物と話ができたり、植物と話ができたりするものも含まれます。
今でもそれが得意な人がいますが、
動物が好き! 植物が好き! な人は、
そこにとても愛情があるのでエネルギーが溶けていて
繋がりやすい状態になっていると言えます。
「誰もがもれなく持っている内なる叡智を使う方法とは!?」
私はエネルギーと認識することで起きる感覚は、
あなたを新しい領域に誘います。
世界がちょっとずつこれまでと違って見えるようになります。
これまでは誰かから聞いた、
または世間がそう言っている情報からものを見ていた部分が、
本来の姿で見え始めます。
私はエネルギーでできている。
世界はエネルギーでできている。
そうした認識が確立していくにつれて
あなたの直感力はより高まってきます。
直感力を高める方法をひとつだけ選ぶとしたら、
周りの言葉や多くの情報を横に退けておくことです。
情報が多ければ多いほど、私たちは考えに引っ張られてしまいます。
情報がなければないほど、直感は鋭くなります。
直感は誰もの内側に隠されている宝です。
直感は叡智そのものです。
直感と思考は違うものです。
思考は、考えて考えて過去のデータから未来を予想して生み出すものですが、
直感は、いきとしいけるものすべてが存在するエネルギーの渦と、
魂と、肉体が調和したとき湧き上がって現れるものです。
直感は頑張っても生み出すことはできません。
ただ、溢れ出るものです。
直感こそが最大の内なるパワーです。
過去何千年のデータを集めた巨大コンピューターにも負けることなどありません。
直感はいきとしいけるものすべてが
存在するエネルギーの渦からやってきますが、
こここそが時間も空間もすべてを超えた場なのです。
時の始まりから終わりまで(終わりがあるとすればですが)をすべて見渡し、
過去未来の宇宙のすべてが存在する場だからです。
私たち誰もが、この内なるパワーを秘めて生きています。
世界のことを知ろうとたくさん学んで情報を頭に詰め込みすぎると、
それらの情報から世界を見ることになります。
現代ほど情報が溢れている時代はこれまでなかったと思います。
だからこそ、情報を詰め込みすぎず、また頭で捉えすぎずにしていきます。
誰もがもれなく持っている内側なる叡智を使う方法、
そのツールは直感です。
《高見澤 幸子さんの記事一覧はコチラ》
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