「地図は、今! この地点から、目的の地までの方向を見て、そこにたどり着くにはいくつのルートがあるか! を感覚で取り入れるもの。」
車を走らせていて、ラジオからナビと地図のトークが流れていました。
ナビと地図! を思い浮かべた時、目からウロコ!! くらい驚きを感じました。
数年前まで、私は日本中の地図を持っていました。
都道府県別に持っていたのでそれはもう大量です。
そしてどこへ行くのにも、まずは地図を見ました。
「今! この地点から、目的の地まで」の方向を見て、
そこにたどり着くにはいくつのルートがあるか! を感覚で取り入れる。
そして、そこから選び出したルートの全体像を見る。
地図は近くに山があれば色で表示がされていて、
ルート上にどんな環境があるかがわかる。
全体像を見てそのルートを感覚の中に刻んでいく作業をします。
実際の走行時には、これが見えてきたから半分まできたな! とか。
ここを越えたら山道に入るから、その前にコンビニに寄ろうとか。
身体の中に全体像の地図があるので、それを感じながら進んでいました。
つまり、地図は「今! この地点」から、「目的の地」までのルートと
その周辺を含んだ全体像を得て、それを自分の感覚に取り入れるのに役立ちます。
「ナビは、目的地を登録したら、あとは手放しでナビに従っていく。全体像がないまま、目的地にたどり着くのがナビです。」
ところがナビを使うようになって、地図を見なくなりました。
ナビは、途中の道のりを意識に描くことがなくなります。
目的地を登録したら、あとは手放しでナビに従っていく!
全体像がないまま、目的地にたどり着くことができます。
この動き方では、後になってからルート上に興味深いものがあったことに気づいた時、残念に思うこともありました。
こうして、ナビと地図は似ているようでまったく異なものなのです。
ですがここで、これはとても興味深い! 願望達成法に感じました!!
地図を見るときは、全体を感じながら、
今自分がどこにいるのか? を意識しながら、
目的地(願望)に向かって進むことができるとしたら、
ナビは、全体像は気にしない。
目的地(願望)を登録したら、あとは進むだけです。
目的地にたどり着けるだろうか? などと考えることもなく
確実にそこに到着することを確信することができます。
どちらが良い! 悪い! ではなく、
地図を見て全体像を感覚に取り入れながら、
ナビ登録して、確信しながら進むのはどうでしょう!
そして、これは願望を描くときに使えるテクニックだと感じました。
自分がやりたいこと! が達成された状態(目的地)を描き、
それをナビ画面に、目的地(願望が達成した状態)として登録。
あとは動くだけです。
ナビを意識的に使うのは、シンプルに願いを叶える方法だと思います。
願いを意識のナビにセットして、「実行」ボタンを押したら、
自動的にそこに導かれていきます。
なんの心配もしないでいられる!! というのがこのメリットです。
いいことを見つけた! と思いましたのでシェアさせていただきました。
シンプルに願いを叶える方法を使うには、
意識の中にナビを設置することです。
《高見澤 幸子さんの記事一覧はコチラ》
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