生きることの意味がわからなくなった時〜自分の心が見えない時にすること〜

自分は、本当は何がしたいのか? 自分の喜びはなんだろう? 自分にとって大事なものはなんだろう?

 

〜考えの中に見つけるのではなく、感じることで見つけた時、
その時、あなたはハートにいます。〜

私たちは2つのものでできています。
それは、ハートとマインドです。
ハートは感じるというもので、マインドは考えるというもの。

考えによって行動したり選択をする時は、痛みを生み出します。
感じることによって行動したり選択をする時は、摩擦がありません。

自分を取り巻くさまざまなものに思考で反応する時、私達は振り回されます。
思考が向かう方向にあちこち飛び交って、自分を見失ってしまいます。
ところが、感じることを自分の中心に置く時は、中心から全体を見ることができます。
何が欲しいもので、何が欲しくないものかが見えてきます。

寒い季節になってきました。
意識が内側に向かう季節になっています。
春から夏は、植物はその存在を彩り豊かに現し、
動物たちは動き回り、
あらゆる命は外側の世界に意識を向けてきました。
秋には活動した命は、今度は内側へ向かう準備をしていきます。
そうして冬、植物はすっかり葉を落とした姿になったり、動物達は冬眠したり。

私たち人間の暮らしは、あまり季節が関係なくなっています。
クリスマスには何をして、お正月には何を準備して、冬休みにはどこに出かけようかと……。
本来は内側に向かう季節です。
感じていることに意識を向かわせやすい季節です。
この冬の期間があるから、心で温めた夢を春には現したいと思うのです。

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自分は、本当は何がしたいのか?
自分の喜びはなんだろう?
自分にとって大事なものはなんだろう?

考えの中に見つけるのではなく、感じることで見つけた時、
その時、あなたはハートにいます。
ハートにいる時、あなたは導かれます。
ハートから湧き上がるものを現す時、シンクロニシティに取り囲まれます。

ハートを見つけたいなら、
思考に振り回されることをやめることです。
思考に振り回されることをやめるというのは、思考を止めようとするのではなく、思考していることに気づくことが大切です。
それは、自分の思考さえも全体の中で見ているということです。
思考に振り回されることをやめたいなら、思考を生み出すものを片付けることが役に立ちます。
いらないものを手放すたびに、あなたはいらない思考を手放しています。

マインドに従う在り方を続けるのか?
ハートに従う在り方を始めるのか?
机の上を片付けながら、心が見えてきました。
バタバタ毎日駆け回っていて、机の上がもので積み上がられていくと、
見失ってしまうものが出てきます。
今、やっと心が見えてきました。

考えの中に見つけるのではなく、感じることで見つけた時、
その時、あなたはハートにいます。

生きることの意味がわからなくなった時、
自分の心が見えない時にすること、それは
身の回りのものを片付けながら、思考の掃除をすることです。
人生は駆け足です。落ち込んでいる暇はありません。
片付ければ片付けるほどに、心が見えてきます。

 

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