地球を取り巻く青い大気の膜の中で、あらゆる命が生かされています。
命は地球によって育まれています。
全ての命の母が地球です。
人間が、人種や宗派を盾に差別をしてしまうのは、
兄弟げんかのようなものなのかも知れません。
同じ両親をもつ兄弟は、互いの違いが分かりやすくよく見えるものです。
同じ鳥でも、雀と白鳥は役割も生き方も違います。
同じ動物でも、ネズミとライオンが違うように、
それらは個性でしかありません。
同じ人間でも、肌の色や背の高さが違うのは個性が現れているだけです。
クラシック音楽が好きかロックが好きかは、上下はなく好みです。
考え方、宗派が違っても、その人それぞれが好きなやり方で生きることは
すべての人に与えられた権利です。
私は日本人ですという代わりに、私は地球人ですと思ってみませんか?
もちろん、入国の際の税関では、ちゃんと日本人と言ってくださいね。笑
すべての人が自分自身の意識の中で、私は地球人と思うなら、
地球は対立するエネルギーの代わりに、ひとつのエネルギーが取り巻き始めます。
鳥も蝶もバッタも、国籍はないので国境を自由に行き来出来ます。
本来、すべての命が地球に住む仲間のはず。
すべての命が、地球に住んでいますと、その単位を地球とするなら、
もっと溶け合った世界が現れます。
季節ごとに世界を旅する渡り鳥は、パスポートを持っていません。
人間だけが、自分自身で壁や制限を自分自身に与えています。
~地球は生きていて、一つの生命体です~
私は日本という場所に住む地球人です。
私はアメリカという場所に住む地球人です。
そんな風に世界がひとつになるなら、
違いを見つけようとする目はなくなると思いませんか?
代わりに個性を楽しむ目が生まれては来ないでしょうか?
地球は生きていて、一つの生命体です。
人間の身体に、ホメオスタシスというひとつの大きな流れがあるように、
地球にも同じ大きな流れがあります。
私たちの身体がひとつの生命体で、
骨と肝臓と心臓と皮膚もすべて連動しているのと同じで、
地球もまた、アメリカや日本やオーストラリアと別個のものではなく
連動して存在しています。
すべての土地は、地球の皮膚としてひとつの生命体の一部です。
地球は生きていて、一つの生命体です。
~ひとりひとりは、全体を映していて、
全体はひとりひとりの中にあることを知っていきます~
世界はワンネスに向かっています。
ひとつの意識が、さまざまに現れていることを体験していきます。
ひとりひとりは、全体を映していて、
全体はひとりひとりの中にあることを知っていきます。
その一歩として、今日から
私は地球人ですと意識してみませんか?
風が吹くと桶屋が儲かるという言い方があります。
風が吹くと寒くなり、亡くなる人が増えるのでお葬式が増える。
だから桶屋が忙しくなって儲かるということを言っていますが、
どこかでバッタが大量発生したら、小麦の収穫に影響が出て、
いつものパン屋さんのパンの値段が上がっていたり、
台風の影響で野菜に被害が出ると、スーパーの野菜の値段が上がり、
レストランのメニューも上がっていたりと。
私たちの生活も、地球規模で繋がっていることが感じられます。
国単位でものを見るのではなく、
世界のどこかで起きていることは、
地球で起きていることで、自分に関係があるのだと捉えてみてください。
大きな単位で起きていることは、
みじかな単位でも起きています。
私たちの身体の細胞のひとつひとつが、身体全体をいつも知っていて、
身体全体は、身体中のすべての細胞を知っているように
小さな単位と大きな単位は連動しています。
地球をひとつのものという目で見てみてみませんか?
いたるところにメッセージがあふれています。
これから当たり前のように世界全体は、
ひとりひとりは全体を映していて、
全体はひとりひとりの中にあることを知っていきます。
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