神社浴のナビゲートをしておりますと、このような質問をよくされます。
なので今回はお参りすべき神社や最適な神社についてお伝えしていこうと思います。
ところで、なぜ朔日にお参りするのでしょうか?
なぜ朔日(ついたち)にお参りするのでしょうか
神社では毎月行う「月次祭(つきなみさい)」というご神事が行われることが多いです。
月次祭を「月立ち(つきたち)」の新月に行ったので「月が立つ朔日(ついたち)にお参りする」習わしだったのですね。
同じように月が満ちる満月の十五日にも月次祭を行い、氏子は毎月一日と十五日は神社にお参りする日になっていたということがあります。
朔日参りでにぎわう氏子や崇敬者を当て込んで市が立ち、朔日餅を販売する場合もよくあります。
名古屋の熱田神宮境内では月次祭の日に朔日市が立ち「朔日餅」が販売されます。
毎月一部分お餅の種類が変わるので、毎月のついたち参りの楽しみになっています。
伊勢神宮では毎日のように様々なご神事がなされているので月次祭という名では6月15日から行われます。
おかげ横丁にある赤福では二月には立春大吉餅、三月にはよもぎ餅、四月には桜餅、五月柏餅、六月麦手餅、七月竹流し、八月八朔餅、九月萩の餅、十月栗餅、十一月ゑびす餅、十二月雪餅と、毎月変わり餅が販売されます。
聞くだけでもお参りしたくなりますよね。
この月次祭にはどのようなことがいのられるのでしょうか。
月次祭(つきなみさい)とは?
月立ち(新月)に神社の祀りが行われていた習わしから、朔日参りが習慣となったのですが、そもそも月次祭とは何のために行うのでしょうか。
それは国や地域の安泰と、氏子や崇敬者の平安・幸福を祈るお祀りなのです。
つまり、朔日参りする神社はおのずと「氏神様」や「崇敬神社」、国民の総氏神様である「伊勢神宮」ということになります。
平たくいえば、大好きな神社であれば、どこでもお朔日参りをなさって結構、ということです。
自動車や公共交通機関のなかった昔には歩いて行け地域の氏神様にお参りしましたが、交通の便の良くなった現在ならば、広い範囲をカバーする地域の「一ノ宮」や「二ノ宮」など、格式高い神社に行かれるのもいいですね。
さて、ここまでは一般的な朔日まいりのお話です。
ここからは「神社浴を楽しむ神社」のお話をしていきますね。
神社浴ナビゲーターがおススメする神社とは?
「神社浴」とは一言で言うなら「エーテル体強化」です。
エーテル体とは肉体を生かしているもう一つの皮膚です。
宇宙に出ていく時に着る宇宙服とか、潜水の時に着る潜水服とにた役割があります。
エーテル体がないと肉体は死に至ります。
なのでエーテル体を強化すると健康になるのです。
エーテル体を強化するために今のところ二つの方法を確認しています。
一つはシュタイナーが提唱する「芸術体験」。
そしてもう一つが「神社浴」なのです。
「神社浴」でエーテル体に、神社の精妙な空気をたっぷり補給します。
目で光を浴びます。
鳥の声、風の音、水の音を浴びます。
太陽が肌に触れてくるのを浴びます。
空気が体の中にまで深く浸透するのを浴びます。
五感を全部開放して神社を浴び、気づかないでいた罪汚れを洗い流します。
五感を開いて詰まっているものをかき出し、エーテル体を清浄にするのが「神社浴」の目的です。
※神社浴の方法は『神社浴ガイドブック』をご参照ください。(HPより無料ダウンロードできます)
神社浴におススメの神社とは
エーテル体を洗う神社浴は、温泉につかるように素肌で無防備な状態になります。
だから「不気味だな」「気持ち悪いな」と感じる神社は当然ですが近づかないようにしましょう。
相性の良い神社があれば、合わない神社というものもあります。
合う神社とはズバリ、あなたの鎮守様がいる神社です。
鎮守様がわからない場合「気持ちいい」「雰囲気が好き」と感じられる神社なら間違いないでしょう。
気持のよい「鎮守の森を散策できる」神社で神社浴されることをお勧めします。
《Takako さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/isonomiya/?c=146261