【宗像三女神を祀る神社】神気あふれるパワースポット宇佐神宮奥宮 大元神社

古事記・日本書紀をみて、いよいよ謎が深まった三女神ですが、宗像大社をはじめとする全国の神社にどのように語られているのでしょうか。さっそく関連の神社を巡ります。

一度は行きたい! 全国にある宗像三女神の神社

宗像神社は全国に約7,000社あると言われていますが、厳島神社など関連神社をいれたらもっと多いと思われます。(画像は愛知県蒲郡市の竹島八百富神社)

神社へ行くと境内に池が見られることがあります。橋を渡った先に鎮座するのはイチキシマヒメか三女神であることが多いですし、川や湖のそば近く龍神伝説のあるところ、宗像三女神ありといった風情です。
「水辺には三女神」なのです。

具体的に、是非とも行ってみたい神社として「宇佐神宮奥宮 大元神社」「六獄神社」「宗像大社」「厳島神社奥宮 御山神社」「江ノ島神社」「竹生島神社」などの概要について順に調べていきたいと思います。
まずは大元神社です。

 

神気あふれる宇佐神宮奥宮 大元神社

日本書紀の一書に三女神を「ウサノシマに降ろした」とあります。
「比売大神様は八幡さまが現われる以前の古い神、地主神として祀られ崇敬されてきました。
八幡神が祀られた6年後の731年(天平3年)に神託により二之御殿が造立され、宇佐の国造は、比売大神をお祀りしました。(宇佐神宮のHPより)」と案内されるところによると、三女神は当社の地主神として初めより祀られているといいます。

宇佐神宮の奥宮には神が降臨したという三石があり、現在は禁足地となっています。
神域の密度が高く強力なパワースポットとして神秘家に驚かれる場所で、神域に入るには、一人で近づけない場所になっています。

ご祭神は比賣大神三柱。宗像三女神のことです。
社殿から参道を経て向かい合うようにして鎮座するのが大元八坂神社です。
ご祭神は、父ともされるスサノオです。

 

三女神を育てた女性の名は“ヨトヒメ”

しかし、実際に三女神がこちらで育てられたとしたならば、大元八坂神社は、三女神を手ずから育てた女性の宮であり、ムナカタに連なる女性たちがスサノオをお祀りしたという事かもしれません。
例えば福岡の香春神社(かわらじんじゃ)の三ノ岳に豊比咩命(とよひめのみこと)が鎮座します。
トヨヒメは、住吉神とは親戚筋に当たる宗像の女神であり、今に伝わる数少ない宗像の女性です。

香春神社や、元宮と言う香春町に鎮座する古宮八幡神社を拠点にしていた宗像の娘トヨヒメが、宇佐神宮に別荘を建てて幼い三女神を育てたとも考えられるわけです。
そうなれば、「ムナカタに祀らせた」とか「ウサノシマに降ろした」という古事記・日本書紀の記述が両方ともつじつまが合います。
子どもの頃の三女神が育った場所は宇佐神宮であったと考えられます。

 

宗像三女神はどんな功績をあげたのか? の謎

それにしても、こんな山奥で育てられたのには何か相当なわけがあるのでは?
とはいえ、三女神降臨伝説のあるところは大概、山の上の奥宮が多いようです。

ただ、重要なことは三女神の事績についてです。
どのような功績をあげられて尊崇を受けていらっしゃるのかは、未だ謎です。

 

宇佐神宮奥宮 大元神社のまとめ

宇佐神宮を調べてわかったことは、三女神がアマテラスとスサノオのうけひの末に生まれて、その後育てられたのが宇佐神宮の奥宮であろうこと。
そして養母は香春神社のご祭神である、宗像の娘トヨヒメであろうということです。

して、三女神の養母トヨヒメが、宇佐神宮の奥宮、大元神社の向かいに建つ大元八坂神社にいたのでしょうか? それについては謎です。
大元八坂神社には三女神の実母の秘密が隠れていそうです。
いずれ触れることになるでしょう。

大元八坂神社を深堀する前に、次回は宗像市から10㎞のところに鎮座する六獄神社(むつがたけじんじゃ)にコマを進めてまいります。

 

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