空海が唐から持ち帰った密教、宿曜占星術。その流れを汲む「宿曜オラクルカード」発表会レポート

宿曜占星術の源泉は3000年前のインドにあるとのこと。 「阿羅漢」と呼ばれる位の高いお坊さんが7人集まって会議をしていた時、天から現れた文殊菩薩(知恵の神様)が授けてくれたのが宿曜経という経典なのだそうです。

今から15年前という早い時期に、ドリーン・バーチュー博士のエンジェルオラクルカードの日本国内での販売を始めたという株式会社JMAアソシエイツさん。
今年は15周年という記念の年に当たることからも、オラクルカードをますます日本に根付かせるべく活動に一段と力が入っているのだそうです。

 

そんな記念すべき2017年、第一弾として発表された「宿曜オラクルカード」。

今から約1200年前、遣唐使として現在の中国に送られた空海が、日本に持ち帰ったのが宿曜占星術です。
当時は帝の側近が護国豊穣のために使用していましたが、そのしくみを現代によみがえらせ、パワーはそのままに使いやすくデザインされたのがこちらのオラクルカードです。

(宿曜オラクルカードのプロデューサー SATOKO SHIIYAさん(左)、監修者の竹本光晴さん(右))

全82枚から構成される「宿曜オラクルカード」は、宿曜のコアとなるいくつかの要素が1つに統合され、まとまりをもったオラクルカードになっています。

82枚の中身をご紹介すると、

・10惑星(天の啓示)
・27宮(人生の目的)
・27宿(宿命)
・27運勢(運勢)
・4エレメント(四大元素)
・陰陽(2枚)

となっています。

「宿曜占星術」という呼び名からもわかる通り、基本は占星術ですから「天体の動きとシンクロしている人間のバイオリズムを、カードによって読み解く」というのが基本的な考え方ですが、様々な使い方ができるのがこちらのオラクルカードの特徴です。

主な使い方としては、シンプルに全てのカードから1枚引いてもよいし、大切な1日の始まりに天の啓示を得るべく「啓示」を意味する10惑星の10枚のカードから1枚引いてみることもできます。

その他にも、人生に迷った時には27宮のカードに「私の人生の目的は何ですか?」とたずねたり、yes、noの答えが欲しい時は陰陽の2枚からどちらかを引く、という使い方も。

 

宿曜占星術の源泉は3000年前のインドにあるとのこと。

「阿羅漢」と呼ばれる位の高いお坊さんが7人集まって会議をしていた時、天から現れた文殊菩薩(知恵の神様)が授けてくれたのが宿曜経という経典なのだそうです。

(獅子に乗り、お伴を従えた文殊菩薩)

監修者の竹本光晴さんいわく、「文殊菩薩が天から現れた、というお話しを初めて聞いた時、文殊菩薩は宇宙人なのではないかと思いました」とのこと。

私も同感です!

天体が、地球や地球に住む私たちに与える影響をよく知っている進化した星からやってきた存在(文殊菩薩)が、人間にもたらしてくれた「知恵」、それが宿曜占星術なのではないでしょうか。

当時は高貴な方々しか使うことが許されなかった宿曜占星術。現代を生きる私たちを、きっと導いてくれるはずです。

https://www.makuake.com/project/betar-room/?utm_source=default&utm_medium=widget&utm_campaign=widget