そこはまるで神社温泉!?恩愛と恩威の神☆須佐之男神

各地では新嘗祭があり、神と人がより深く関わるこの季節。今回ご紹介するのは、荒ぶる英雄神として有名な須佐之男神が祀られる『須佐神社』です。

秋が深まってきましたね。今月11月は出雲では神在祭もあり、各地では新嘗祭ありと神と人がより深く関わる季節です。

そんな中、10月に氏神が祀られている水雲嶋八幡宮(もずくじまはちまんぐう)例祭へと参り、津田神楽社中の『大蛇(おろち)』を観てきました。う~ん、須佐様カッコイイ!!

そうなると、やはり須佐様の魅力を存分に皆様にお伝えしたくなる……。

須佐之男神

 

【須佐之男神の御魂鎮まる須佐神社】

と、いうことで、須佐之男神が祀られる須佐神社へと参拝して参りました!

こちらの須佐神社は出雲風土記によりますと、『須佐之男命がこの地に来て最後の開拓をし、「この国は小さい国だがよい国だ。自分の名前は岩木ではなく土地につけよう。」と仰り、「須佐」と命名し、自らの御魂を鎮めた』と記載されています。

御祭神は須佐之男神、稲田比売神、足摩槌神、手摩槌神と、なんだか家族団らんなほわんとした感じを覚えます。

そう、荒ぶる英雄神として有名な須佐之男神なのですが、ここでは良き夫、良き義理の息子、良き父といったプライベートで実に温かな感じを受けるのです。

鳥居

 

【よく見ると斜めな参道、その行く先は?】

鳥居をくぐり、手水で清め拝殿へと向かう参道、なにかおかしい事に気付かれたでしょうか?

参道1

そう、参道が拝殿に対してちょっと斜めなんです。

参道2

ですので、参道に沿って拝殿で参拝すると拝殿に対して身体が斜めになり、拝殿に向かって参拝すると、参道から身体が斜めになってしまいます。

拝殿

もちろんここは拝殿に向かって真っすぐに参拝しますが、この斜めの参道の先はどこに繋がるかご存知でしょうか?

と、そんな斜めな参道を頭の隅に置いておいてぐるっと反時計回りで本殿へと向かいます。この反時計回りで向かうというのも、宇宙の氣の流れが反時計回りなので、その方がスムーズに回れるのです。

本殿1

皇居周辺を走る多くのランナーも反時計回りに走っています。マラソン一つとっても氣の流れ通りに進んだ方が楽なのかもしれませんね。

といっても、時計回りをしない方がいいという事ではありませんよ。時計回りはそれはそれで意味があるのです。その時自分がどちら回りに回りたいか、気持ちを大切にしてくださいね。

大社造りの本殿向正面へ。

本殿2

ここへと来るといっきに空気感が変わります!やはり神社の氣を感じるなら、より神様の近くへと参るのが一番なのでしょう。

さて、須佐神社といえばあの有名な……ですよね!

参道の行く先と有名な……をここでお伝えしたいのですが、残念!それを全部書いてしまっては記事がやたらと長くなってしまいますので、次回へと続く!!

 

◆「いやいや、いつも他の方の記事に比べたら、写真も文字も多いんだから書いておけば?」と思われたそこのアナタ、こういう引きも時には大切。

続きを待ってられないわという方は、ブログどこかに答えがあるかもしれません!?
ブログ『神代出雲邂逅記

 

前回の記事はコチラ:
山陰一のパワースポット!?龍神を操る出世と改革の神☆大己貴神・2