生まれた順番や一人っ子で 異なる裏の顔〜仮面を脱いで 本来の自分に還るためには〜

ポイントは、感情が湧いたらそれに浸り感情を出し切ることです。最終的には感情にとらわれずに、出来事を客観的に思い出せるようにしてください。

 

仮面を脱いで、本来の自分に還るために

子どもの頃に担っていたが、大人になって長所となる場合もあれば短所となる場合もあります。

例えば、第一子に多いヒーロー役を担ってきた方であれば、「人のために役に立とう。」とか、正義感が強く「道徳的な行いをして行こう。」など善意に働くことがあります。

それはとても素晴らしいことですが、ヒーロー役の傾向が強くなりすぎると、

自分のためだとヤル気がでない。
自分が間違っていると感じることが許せない! 正したい!
悩んでいる人がいたら解決してあげたい!
相手を変化させたい!

というように他者へのコントロールが強まることもあるのです。

つまり、長所と短所のバランスがとても大切になります。

バランスをとるためには、一度担った役割から離れて自分を見つめ直してみるのが効果的です。

 

その具体的な方法をお伝えいたします。

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1) 兄弟の有無関係なく、4つの特徴の内、自分はどこに当てはまるのかをみる。

生まれた順番の通りの方もいれば、自分は第二子だけどヒーロー役だったな……という方もいらっしゃると思います。
あるいは、2つの役を演じ分けていた方もいるかもしれません。
まずは、自分がどの役割を担っていたのかチェックしてみてください。

2) 自分が担った役割の長所と短所を書き出す

その役割を通じて身につけた能力や価値観などについて、役に立ったケース(長所)、裏目に出たケース(短所)を、具体的なエピソードとして書き出してください。
長所の理由、短所の理由、その時の家族関係などをさらに深めていきましょう。
ポイントは、感情が湧いたらそれに浸り感情を出し切ることです。最終的には感情にとらわれずに、出来事を客観的に思い出せるようにしてください。

3) 色々な自分を総合的に見て癒していきましょう。

例えば、
長所の部分では、勇敢さや優しさ、愛情のある自分がいた。
短所の部分としては、負けず嫌いで、人に頼れない甘えられない自分がいた。

こんな風に、沢山のご自身が発見できると思います。
その自分の一部に向かって、感謝のエネルギーを送ります。もしくは、ピンクゴールドのキラキラしたエネルギーをイメージして、そのエネルギーを送りましょう。

このワークは、深い部分の潜在意識を癒し、書き替えることが可能なパワフルな方法です。

ポイントとして、心を静かにして、自分自身と向き合う環境の中で行うことをお勧めいたします。
瞑想をしている方は、瞑想に近い状態で取り組まれると更にパワフルです。

 

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