ムリして笑っていませんか?!~春色で心身を癒して本物の笑顔を手に入れる!~

ムリして笑っても癒えない悲しみもある

ムリに笑っても、笑う角には福は来るの?!

よく、悲しくても笑顔でいれば乗り越えられるとか、辛くても笑顔でいれば 脳が錯覚を起こして辛さが和らぐとか、『 無理してでも笑っていればどうにかなるから、とにかく笑ってみよう 』というようなことを耳にします。

間違ってはいないと思います。とても大切なことだと思います。私も笑顔に勝る武器は無し!だと思います。悲しみにどっぷり浸っている悲劇のヒロインより、悲しみを乗り越えて強く明るく生きるヒロインの方が、何となくカッコ良い感じがしますよね。笑顔でいることで、笑顔を連鎖することもできます反対に悲しみや怒りの感情も連鎖しやすいので、そんな意味合いもあって、笑うことが大切、笑顔で乗り越えようという話に繋がっていると思われます。

確かに、人間の心理というものは身体の動かし方によっても変化するので、表情を笑顔に出来れば本当は辛い状態でも、気持ちが前向きになってくるとは言われています。上手に笑顔を作れるなら楽しい気持ちになってくるかもしれません。

でも、悲しい時に笑うって、かなり難しいですよね。愛想笑いや作り笑いって、何となく相手にバレてしまうこともありますから、無理して笑っていたら痛々しいかもしれませんね。無理矢理作った笑顔が不自然なら、仮に気持ちが変化するといっても不自然なポジティブさになるだけな気もしませんか。気合と根性でプロの役者さんのように徹底的に上手に笑顔を作るトレーニングをすれば話は変わってくると思いますが…。

ムリして笑っても癒えない悲しみもある

素直に笑えない時って、悲しい時なのです。そして悲しみにも色々あると思うのです。すぐ癒える悲しみもあれば、そうでない悲しみもあると思うのです。大切な物をなくしてしまった悲しみとか、チャレンジした事が失敗した悲しみとか。失恋した悲しみ、大事にしていた物を壊してしまった悲しみもあります。大切な人や家族のように可愛いがっていたペットを亡くした悲しみかもしれません。

悲しみの理由って大小様々です。すぐに乗り越えられることもあれば、年月をかけて少しずつ乗り越えていく悲しみだってあるのです。それを無理して乗り越えようとしては心が悲鳴をあげてしまいます。でも、いいじゃないですか。悲しんで。だってその悲しいという気持ちは意味が無いわけでは無く、理由があって湧きあがってきた感情なのですから。悲しいという気持ちを自分自身がしっかりと受け止めてあげる。それで良いと思います。

そして、忘れてはいけないのは、悲しみという感情があるからこそ、喜びや楽しみ、怒りがあるということです。もちろん、喜びや楽しみが多い方が望ましいですが、悲しみや怒りを完全否定せず、受け入れることも大切だと思うのです。

悲しみの泥沼にハマる前に自分を癒す

大切なのは、悲しみや怒りの感情にどっぷりハマりすぎないことです。無理して忘れようとしたり、ごまかそうとしたりせず、しっかり受け入れつつ、悲しみや怒りの感情で受けた心身のダメージを自分自身で癒してあげることが大切です。ゆっくり時間をかけて癒される悲しみもありますが、悲しい顔ばかりしていると周囲に悲しみが伝染してしまいます。無理をする必要はありませんが、悲劇のヒロインから抜け出せなくなると、心身のバランスがどんどん崩れ、病気になってしまいます。どうか、そんな時は自分自身を労わって、心身を癒してあげましょう。自分自身の心を労わる事によって、徐々に本当の笑顔になってくると思います。

心身のダメージを癒す方法は様々、人それぞれです。おいしい食事をしたり、旅行に行ったりするのも癒しになりますし、欲しい物を買ったり、好きな音楽を聴いたりするのも癒しになります。綺麗な景色を見て癒される人もいれば、華やかな香りに心癒される人もいます。要は自分にとって、何が心地良いかをいうことが大切になります。

色は生活の一部!カラーセラピーで癒しを得る

今回は様々な癒しの方法の中から、カラーセラピーをご紹介します。カラーセラピーとは色彩療法のことで、色の生理的、心理的効果を利用して心身のバランスを整えていくことを目的としたものです。( 医療行為ではありません。症状が重い時は必ず病院で受診してください。)

それこそプラシーボ効果だと言われそうですが、色は私達の生活に密接に関わっています。好きな色や嫌いな色があるように、何らかの心理が伴って、好きだとか嫌いだとかという感情が湧いてくるのです。色彩を通じて得られる癒し効果は様々ですし、たくさんの色があります。今回は春にちなんだヒーリングカラーをご紹介します。

(プラシーボ効果とは、薬では無いはずの物を飲んだのに、薬を飲んだ時と同じように症状が回復することなどを意味する。)

■ピンク■

桜のような淡いピンク『桜色』がおすすめです。桜色は女性の心と体をより美しく、健康にしてくれるアンチエイジングカラーです。桜色を身につけることで、桜の花のような華やかで可愛らしいオーラを作ることが出来ます。女性ホルモンの分泌を良くしてくれるので、美肌効果や疲労回復に効果的です。また、リラックス効果も高いので、ストレスを和らげ、優しい穏やかな気持ちにしてくれます。優雅な幸福感を与えてくれる桜色を身につけることで、自分自身が満たされ、心の底から優しさが溢れ、愛情に満ちた素敵な笑顔になれることでしょう。

■グリーン■

グリーンは心身の癒しに欠かせない色です。特に若葉を連想する『黄緑』がおすすめです。深いリラックス効果を感じさせ、日々の疲労やストレスを和らげてくれます。黄緑を身につけることで、爽やかで若々しいオーラを作ることが出来ます。7 色の虹の真ん中にあるグリーンは「調和」を表す色です。また、エジプトでは、グリーンは病を治す「再生」の色といわれています。心身のバランスを整えることで、ストレスなどのダメージを受けた心身を健やかに回復してくれるでしょう。高いリラックス効果を得ることで、爽やかで親しみやすい笑顔なれることでしょう。

今回ご紹介した桜色や黄緑をファッションや小物に活用してみてください。または、お花見で桜を見たり、自然溢れる公園で森林浴をしたり、部屋に観葉植物を置くのも良いかもしれません。

自分自身が健康で心満たされてこそ、本当の笑顔になれると思います。そして、悲しみや辛さを知ってこそ、ますます喜びや楽しさを実感できると思うのです。どんな時も自分自身を労わってあげることを忘れないでいてくださいね!