タロットをもう一歩深く踏み込むため、「シグニフィケ―ター」について前編・後編と2回にわたってお届けしています。
前編はこちら:https://www.el-aura.com/senda20260304/
タロットリーディングにおける「シグニフィケーター」とは、相談者を象徴するカードのこと。タロットの表面読みから卒業したい、タロットをワンランクアップさせたい、相談者を的確に読む力をつけたい、“相談者の核心”を読みたい、そんな方はぜひ活用してみてください。
後編では、タロットの「シグニフィケーター」は、どのように選ぶべきか。伝統的な手法以外にも、いくつかのアイデアを挙げましょう。
「あらかじめカードを決めておくスタイル」と、
「相談者に好きな数字を言ってもらうなど偶然性を介在させるスタイル」があります。
また、
・コートカード(人物札)から選ぶもの(下記のA、B、C、D)
・ヌーメラルカード数札から選ぶもの(L、M、P)
・小アルカナ全体から選ぶもの(E、H、I、Q)
・大アルカナから選ぶもの(F、N、O)
・78枚フルデッキから選ぶもの(G、J、K、R、S、T、U)に分けられます。
どの手法を選ぶかは、皆さんのスタイル次第です。占星術が分からない方は、星座などから割り出す方法は除外しましょう。数秘術に詳しい方は、計算式を使う方法がいいですね。ベテランタロットリーダーなら、相談内容を表すカードをすぐに決めることができそうです。いつも自分で占っている方なら、これが自分らしいカードだということが分かっているでしょう。なお私は、その場でランダムに引くことを好みます。
スタイル別に、シグニフィケ―ターの選び方をいくつか挙げますので、自分のスタイルをみつける参考にしてみてください。
「シグニフィケーター」をあらかじめ決めておくスタイル
A、伝統に従って、性別、年齢、既婚未婚、髪や肌や目の色で決める
(ブロンドの女性はワンドのクイーン、黒髪の未婚男性はペンタクルのペイジなど)
B、性別と年齢で決める
(ペイジは女性とする、年齢の区切りはたとえば仕事相談なら新卒と定年の中間の40歳とし、30代男性はナイト、50代女性はクイーンなど)
C、性格で決める
(外向的ならナイトとキング、内向的ならペイジとクイーン、情熱的ならワンド、優しいならカップ、知的ならソード、勤勉ならペンタクルなど)
D、立場で決める
(責任ある立場ならクイーンとキング、経験浅めならペイジとナイト、長子や一人っ子ならクイーンとキング、兄や姉がいるならペイジやナイトなど)
E、星座でエレメントを決める
(太陽星座やアセンダントサインが牡羊座、獅子座、射手座の火のサインならワンド、牡牛座、乙女座、山羊座の土のサインならペンタクルなど)
F、星座でカードを決める
(太陽星座やアセンダントサインが双子座ならそれに対応する恋人、蟹座なら戦車、蠍座なら死神、水瓶座なら星など)
G、自分を占っている時に頻繁に出て来るカードを選ぶ
(いつもソードの8が出るのでそれを自分のカードとみなす)
H、相談内容でエレメントを決める
(仕事はワンド、恋愛はカップ、トラブルはソード、金運はペンタクル、恋愛はワンドで結婚はペンタクルなど)
I、相談内容で数字を決める
(1月のことを占うならA、10月なら10、11月はペイジ、12月はナイト、年末年始はクイーン、一年を通じてはキング)
J、相談内容でカードを決める
(ライターの仕事は水星とみなして対応する魔術師のカードにする、裁判のことなら正義、相続案件はペンタクルの10、引っ越しはソードの6など)
K、相談者の状態でカードを決める
(社長として決断しなければならない状況なら皇帝、実家を出て大学に行く状況ならワンドの2、恋愛で傷付いた状態ならソードの3など)
L、相談者の誕生日でカードを決める
(9月29日生まれなら天秤座=風のエレメントかつ下一桁が9で、ソードの9とする)
M、相談者のパーソナルナンバーで数字を決める
(1998年9月29日生まれなら1+9+9+8+9+2+9=47、4+7=11、1+1=2で「2」になる)
N、相談者のバースカードで決める
(1998年9月29日生まれなら1+9+9+8+9+2+9=47、47-22-22=3で「女帝」になる)
「シグニフィケ―ター」を偶然性を介在させるスタイル
O、相談者のイヤーカードで決める
(9月29日生まれが2026年に占うなら2+0+2+6+9+2+9=30、30-22=8で「力」になる)
P、占う日でカードを決める
(3月8日なら魚座=水のエレメントかつ下一桁が8で、カップの8とする)
Q、相談者に好きな数字を言ってもらって数字を決める
(1から14で、11はペイジ、12はナイト、13はクイーン、14はキング)
R、ストップウォッチを任意なところで止めた秒数で決める
(13秒65で止まったら、フルデッキを数字順に並べた65枚目のカード、すなわちペンタクルの2とする。00~21が大アルカナ、22~35がワンド、36~49がカップ、50~63がソード、64~77がペンタクル、78~99がでたらやり直す)
S、ボトムカードにする
(シャッフル後のデッキの一番下のカード)
T、相談者に好きなカードを一枚選んでもらう
U、ランダムに一枚引く
「シグニフィケーター」を選んだあとの展開パターン
「シグニフィケーター」を選んだあと、カードを展開(スプレッド)していく際に、次の3つのパターンがあります。
・シグニフィケーターの上にカードを重ねて置く(伝統的なケルト十字法など)
・場に出したままにする(そのカードとほかのカードを照らし合わせる)
・山に戻して再びシャッフルする(展開した時にそのカードが出れば重要度が増す)
いずれも意味がありますので、皆さんのスタイルにあわせて決めていくといいでしょう。
皆さんもぜひ、「シグニフィケーター」を活用してみてください。
3月8日(日)13時~開催される講座、「挑戦!タロットで年運や月運をどこまで深く具体的に読めるか」でも、このシグニフィケーターの活用法を提案しています。カードの意味が分からないというまったくの初心者も大歓迎。シグニフィケーターを使っていない方、最近考えが凝り固まってきたなと感じるベテラン占い師も、ぜひご参加ください。
開催後は、3月24日(火)17時までアーカイブを販売。視聴期間は、3月25日(水)までです。
詳細、お申込みはこちらです。
https://www.trinitynavi.com/products/detail.php?product_id=5045



















