神社のこと、和の叡智を伝える「リュウ博士」。シリーズの最後は、品川神社への参拝part.2｡前回の神社の歩き方に続き、今回は品川神社の楽しみ方を指南していただきました！ 謎の品川富士とはいかに？ 神社で予想もしない場所へ足を踏み入れます。
リュウ博士もオススメ！ いよいよ品川富士へ 足腰に自信がない編集部が、恐る恐る富士山頂へ向かいます。
見所も多く時間があればゆっくり過ごしたい、品川神社。一通りの参拝が済みそのまま帰路に着くかと思いきや、リュウ博士に導かれ富士山へ！ なんと、品川で富士山登頂ができるのだとか。
足腰に自信がない編集部が、恐る恐る峰に向かいます。
品川神社の境内に続く長い階段の脇に、鳥居と険しそうな階段があります。「登山道」と書かれた石碑に沿って登って行くと、まさに富士山を模した一合目、二合目……という表示が。勾配はどんどん急になり、恐る恐る進んでいくうちに視界も開け、いよいよ頂上が見えてきた！
まさに天空のパワースポット！
「品川富士」の頂上へ
８～９合目の坂道は急できついものの、なんとわずか２〜３分程で頂上まで到達！ ここは、「品川富士」と呼ばれる、富士山を見立てて作られた「富士塚」。この「富士塚」は都内でも最大で、その高さは約15メートル。頂上から見る街並みは新鮮で、神社にいることを忘れるほど清々しい気分に。２〜３分の登山でこの解放感を味わえるなんて……。足腰の不安もなんのその、品川神社だけのパワースポット発見にテンションが上がります。
（頂上ではつい、空へ向けて大きく手を伸ばしたくなる。リュウ博士と一緒に深呼吸。）
日本では古くから、富士山を登るとご利益があると考えられてきたことと、実際の登頂はとても大変なことから富士山を模して作られた人工の山「富士塚」が各地にあります。「富士塚」を登れば、富士山を登ったのと同じご利益があるのだそう。
そして富士塚の脇には、交通や旅の安全を守ってくる「浅間神社」も。実際の富士山登頂や旅行の際はぜひ、旅の安全を願って参拝に訪れたいオススメの場所です。
（品川富士の脇の浅間神社には、交通旅行安全守護の「ぶじかえる」の石碑も。「富士＆帰る→ぶじかえる」と、ユーモアを交えて旅の安全を守ってくれている。）
