「おみくじ」で占う新年のお告げ~占い師リルの愛され自己啓発

書いてある内容を理解することはもちろん、あなたの目に飛び込んでくる【数字】や【言葉】をキャッチすることも重要です。 なぜなら、これらはあなたがおみくじを引きながら心の中で唱えた願いや質問への【ヒント】だから。

Trinity読者の皆様、こんにちは。
女性専用占いサロンfem代表のリルです。

初詣では新年の幸福を願いながら「おみくじ」を引いてみましょう。

そこにはあなたにとって重要なメッセージが書かれているはずです。

 

—身近な卜(ぼく)占い「おみくじ」—

占いの種類は大きく分けて命・卜・相の3つがありますが、命(めい)は生年月日などのデータを使うもの、相(そう)は人相や手相などをみる占いのこと、そして私の占術「八伝石」などは卜(ぼく)といって、日々刻々と変化していく人生の流れをその時々で占い読み解いていくものです。

卜(ぼく)占いには八伝石の他、タロットカードやルーン、水晶占いなどがありますが、卜(ぼく)とはつまり、「偶然の中から必然を見つける」占いのこと。
そのときに引いたカードや、出て来た数字、出て来たヴィジョンは単なる【偶然】ではなく、そこには未来を予言するメッセージや意味が隠されている……というものです。

偶然出てきたものと人との間には共時性(シンクロニシティ)があり、占いたい質問の答えが偶然の一致として現れるのです。
もっとシンプルに言うならば、「心を込めて神様に問うと、何かしらの道具を通して答え(お告げ)が見えてくる」ということ。
考えても答えが見つからない問題や複雑な葛藤を抱えているときなどには卜占いで具体的な対処法や答えを得ることができます。

これは身近なものでいうならば「おみくじ」にも当てはまることです。
おみくじは一種の卜占い。

つまり、あなたが願いや質問を込めながら直感的に1枚を引くと、そこにはあなたへの「お告げ」が書かれているのです。

……ここで、「直感的にと言われても私は占い師ではないし……」などと心配しなくても大丈夫。
神社はもともと神様に会いに行く場所であり、また、神聖な気が満ちているところです。
心を込めて引くだけで、ちゃんと神様と繋がることができますよ。

 

—○吉よりも大切なのは……?—

おみくじを引くと、一番に気になるのが「なに吉なのか?」というところではないでしょうか? 大吉だと嬉しいし、小吉や中吉だと「普通という意味かな?」と思ったり。

しかし、卜占いとして引くおみくじで重要なのは「○吉」の部分ではありません。
もっと大切なのは、「何が書いてあるか?」というところ。
裏も表も、文章になっているところをきちんとすべて読んでみて下さい。

書いてある内容を理解することはもちろん、あなたの目に飛び込んでくる【数字】【言葉】をキャッチすることも重要です。
なぜなら、これらはあなたがおみくじを引きながら心の中で唱えた願いや質問への【ヒント】だから。

その場ではよく意味がつかめなかったりピンと来なかったとしても、おみくじの内容は忘れないうちに手帳に書き留めておきましょう。困ったときや迷ったときに手帳を広げてみたら、そこにはあなたの探している答えが書かれているかもしれません。
ある日ふと自分に必要なものだと気付けるはずです。

リル

 

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