玄関に小さくて可愛い正月飾りを年神様の目印として飾っておられた方も多いのでは。では、その正月飾り、いつ外せばいいのでしょうか? 実は、関東では7日の早朝とされています。なぜなら、7日までは松の内と言って、門松を飾る期間のことで、門松は年(歳)神様の依代と言われています。もう過ぎたじゃん!! 取り外していないよぉ~!!!という方も慌てないで。
地域によっては、14日深夜15日早朝というところもあるようです。ですから、その風習に習って、その時期に外すのも神様に許してもらいましょう。
どんど焼きで無病息災を祈りましょう
15日にはどんど焼きが行われます。神社でもお寺でも行われている火まつりですね。正月飾りや注連縄、書初めはどんど焼きで燃やしていただき、無病息災をお祈りしましょう。どんど焼きの火にあたると1年が健康で過ごせると言われています。あとで、ゴミ箱に入れるのをためらわないためにも、どんど焼きで燃やしてもらってはいかがでしょうか?
鏡餅は、鏡開きは1月11日です。鏡に包丁を入れたりしないでくださいね。切るという言葉を避けるためです。家にある金槌(木槌)でたたいてその後はお雑煮などにしていただくのが◎。お汁粉もおススメ。小豆には昔から魔除けの効果があるとも言われていますから。
まだまだ続くお正月感覚ですが、新年のご挨拶も15日まで。やはり松の内までです。
こうして、行事を認識していくことで、日々を大切に感じて行くことができるのかもしれませんね。
皆様、淑気という言葉をご存知ですか? 淑気は新年の清々しく凛として引き締まったような気を言います。
それぞれの時期が持っている気をしっかりを味方につけて身につけて、次へのステップに繋げていきましょう。