北米最後のインディアン居留置があるニューメキシコ。
その州都であるサンタフェ。
今なお多くのインディアンが住むのは、その地が神から祝福されているからからか。
いずれにしろ、アーティストやヒーラーが移り住みその美と優しさを堪能している。
インディアンの聖地は
マザーアースの聖域?
紙の芸術ともいうべき大自然のモニュメント。
インディアンの聖なる思想。
そして、アーティストが紡ぎ出す美と、癒しのヒーラーの存在。
魂の贅沢をしに、さあ~出かけよう。
感じる心を取り戻し
魂の力を呼び覚ます
照りつける太陽と乾いた風の香り。
どこまでも青い太陽。
アメリカ人が旅行したい街の上位に常に入るリゾート地、サンタフェ。
エコロジーやオーガニックが当たり前で、街を歩けばアートの海。
そこかしこに使われる鮮やかな色と日干しレンガ造りの建物が、この街独自の魅力を作り出す。
自らのことをサンタフィアンと呼ぶ、この街の住民。
それだけの誇りを感じるサンタフェは母なる地球の鼓動を感じる地でもあり、ヒーラーが多く住む街だ。
そもそもこの地の主は、大地の美しい歌声を聴き、
存在全てに神の姿を認めるインディアン。
そんな彼らの聖地は地球のエナジーの強い場所にある。
テントロック、タオス、チマーヨ……。
その輝きを求めて移り住んでいる人々。
インディアンと白人文化の共存。
ゲイが多く、異種なるものを受け入れる気風がある街だが、そもそも母なる地球には異種という定義はないのだとこの地では感じる。
サンタフィアンは、皆心穏やか。
街並みはアートそのもの。
そして、足を伸ばせば、地球の息遣いを色濃く感じる場所、ここは心の故郷。
※「芸術と癒しの街 Santa Fe サンタフェ」シリーズでは、今後、所縁のヒーラーやパワースポットをご紹介予定。
自然の美しさに刺激されたアーティスト達が、その感性を花開かせる。
旅行者にとっては目に心地の良い刺激が一杯。
遊び心が至るところに溢れている。
上はバスストップ。
取材に訪れた時起きた皆既月食。
雲もなくしっかりとその光景を見ることができた。
その姿は地との統合、世界の統合、新しい時代の幕開けを感じさせるものだった。
TRINITY 13号より
Special thanks:keiko urata