丹田・中心軸を整えよう~ 現実的スピリチュアルのススメ その②

丹田は地球由来のマグマのエネルギーですから、体の中にきちんと出来ると、地球の中心と常に繋がっている状態をキープできるようになります。

こんにちは、現実的スピリチュアル・セラピスト 菊山ひじりです。

前回の記事で、生きる基本であるとも言える「丹田(たんでん)・中心軸」について簡単に説明させて頂きました。

今回は、具体的な丹田・中心軸のつくり方について、書いてみたいと思います。

<丹田のつくり方>

気功の概念である丹田は、生命力とも言えるエネルギーの核となるものです。
まず「会陰(えいん)」と呼ばれる、生殖器と肛門の間にある経絡のツボから、1cm位体の中に入った場所(女性は子宮の辺り、男性は膀胱の辺り)を意識してください。
そこに、ソフトボール位の大きさの、熱いエネルギーのボールをイメージします。地球の中心のマグマのような、真っ赤で熱い燃えるようなエネルギーのボールです。
それが丹田です。

丹田は地球由来のマグマのエネルギーですから、体の中にきちんと出来ると、地球の中心と常に繋がっている状態をキープできるようになります。

具体的には、足の裏がピタッと床にくっついた感覚が出てきて、全身がどっしりと安定してきます。丹田は自分の「核」ですので、これが出来ると重心が定まって安定する感じが出るのです。

この時、丹田を視覚イメージとして捉える必要はありません。無理に視覚イメージをしようとすると、意識が頭のほうへ行ってしまい、重心が上がって不安定になります。

そうではなくて、お腹付近がどっしりと落ち着いて暖かい感覚をイメージしてみてください。そして、足の裏がピタッと床にくっついて離れないような感覚をしっかりと味わい実感ましょう。その地面にピタッとくっついた感覚が、丹田ができている証拠です。

丹田ができたら、中心軸をつくります。

中心軸は、先ほどの会陰と、頭のてっぺんにある百会(ひゃくえ)というツボを、細くてまっすぐな光の線で繋いだ、自分の真ん中です。
光の線はできる限り細く、絹糸よりも細い一本の線、とイメージしましょう。色は無色、または真っ白い光をイメージします。

色には波長がありますので、ここで色をつけると、その色の波長に影響されてしまいます。中心軸は自分自身の本質であり、何にも色をつけられていないピュアな状態ですので、色は付けないのです。

但しこの中心軸も、視覚イメージを追いかけないでください。もちろんイメージできるのならそれに越したことはありません。でもそれは必須ではありません。

大事なことは、「自分の真ん中」を意識することです。

中心軸がわかりづらい方は、片足立ちをしてみましょう。するとグラグラする体はバランスを取ろうとしますね。そのバランスを取る真ん中の感覚が中心軸です。
また、自転車に乗ってカーブする時に、体は斜めになっても、ちゃんとバランスを取れていますよね。そのバランスの中心が、中心軸なのです。

丹田が自分の「核」なら、中心軸は自分の「本質」と言えます。
そこには、名前や性別・年齢・仕事などのステイタスは、全くありません。ただ「自分が今ここにいる」という究極の感覚です。

この中心軸の本質の波動は、生まれ変わっても変わりません。
例えば、初対面の人に「会ったことがあるのかな?」「懐かしい感じがするな」と感じるのは、過去世で会った時の相手の中心軸の波動を覚えているからです。

今まで5,000人を超える方とお会いしてきましたが、社会的に成功を収めている方は、例外なく丹田・中心軸がしっかり出来ています。丹田・中心軸という概念は知らなくても、「体感」としてしっかり持っているのですね。

次回は、丹田・中心軸を活かして運を掴む方法について、お伝えしたいと思います。

 

※丹田中心軸については、著書「手放して生きるとどんどん幸運がやってくる」でもご紹介しています。
http://www.seishun.co.jp/book/11808/

★公式サイト「ヒーリングサロン ピアニシモ」
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