エンジェル・セラピスト®夫婦のスピリチュアル子育てPART.70~パパだって、ママだってイヤイヤ期(潤治編)

こうしたほうがいいよ、という親からのアドバイスは時に娘の「あなたたちは、わたしの成長を妨げるおつもり?」という反発を生みます。

娘、小葉が2歳になる前からイヤイヤ期に突入しました。
このところ、そのイヤイヤ度は激しさを増し、僕も寛子も頭を悩ませています。

頭を悩ませると思っている段階で、娘をコントロールしようとしている現れなのですが、こうしたほうがいいよ、という親からのアドバイスは時に娘の「あなたたちは、わたしの成長を妨げるおつもり?」という反発を生みます。

娘のイヤイヤ期は、自分の意志を自由に試すために必要なものなのだろうと最近は思えるようになりました。
自分で選択してみて、できる・できない、好き・嫌い、快・不快などを味わっているのでしょうか。
その学びをひょっとしたら、僕たち親のいらないおせっかいで奪ってしまっているのかもしれません。
「親切で言っているのに」
「あなたのためを思って言っているのに」
「だから怪我すると言ったでしょう?」
など、親として当然と思える心配や厚意も時に娘には邪魔なものなのでしょう。

僕たち夫婦はエンジェルセラピスト(R)でもありますので、目に見える事象が僕たちに何を伝えようとしているのかを天使に訊くことがあります。

多くは、表面上の出来事に対して、感情的に反応し右往左往する傾向が人にはありますから。

そのような時に、「反応」するのではなくて、
「対応」するためには、僕たちの「自由意志」が試されます。
受動的ではなく、積極的な選択をしていくために必要なものと言えます。

僕たちの生活は「やらなければならないこと」が多いようです。
仕事で、家庭で、人間関係で、思い浮かべるものは少なくないでしょう。

しかし、本当に人生を変えていくのは、積極的な選択です。
どういう人生にしたいか?
どんな自分になりたいか?
どうしたらできるか?
好きか嫌いか?
やりたいかやりたくないか?

などの選択する基準です。

そして、魂が望んでいることは、「やらなければならない」という責任や義務などではなく、上記の指針を持って自由な意志で人生を設計することです。

その自由意志をサポートするのが天使たちの役目です。

スピリチュアルカウンセリングなどで天使の声を聞いていると、人生において何でも自分の意志を表現していくことが豊かさや幸福につながっていくのだと実感します。

自由意志を行使して、その結果として、

何か損することがあるのでは?
人を傷つけることや迷惑がかかるのでは?
周りからの誤解や批判を受けるのではないか?

と大人になるにつれて怖れるようになっていくように僕自身思います。

「自分勝手、わがまま、傍迷惑」
という言葉がすっかり自分の思考パターンを創り上げてしまっていると言えるでしょうか?

しかし、それらの言葉が僕たちを幸せに導くのでしょうか?

いつの間にか大人になると、嫌でも仕方なくやらなければならないことが増えます。
そのために、そうした思考パターンが強化されて、積極的な選択、指針を忘れてしまうのかもしれません。

娘の小葉の「イヤイヤ!」に感情的に反応する自分がいるのは、
僕は「我慢していること」「嫌でもこなしてきたこと」「抑圧した感情」があるからです。
そのことに小葉は気づかせてくれるわけです。

「パパやママが抑圧している感情をわたしは出してあげているのよ!」
と小葉の声が聞こえてきそうです。

そして、「もっとこの世は安心で自由な世界だから、もっと自分らしく感情を味わっていいのよ?」と天使の声も聞こえてきそうです。

僕たち親も「イヤイヤ!」って感じてみても良さそうです。
その「嫌!」という気持ちから、僕たちの本当の「好き!」「やりたい!」「なりたい!」が分かることもあるからでしょうか。

ひょっとしたら、中途半端な「嫌だなぁ、でもやらなきゃ……」という気持ちばかりで、忘れてしまっているかもしれませんよ、自由な気持ちを。

 

TrinityWeb スピリチュアル子育て 第70回 潤治編 画像1