エネルギーの溢れた自然の力で、悪癖悪縁を絶ちきる方法

エネルギーの溢れた自然の力で、悪癖悪縁を絶ちきる方法

「立夏」を過ぎたこれからの季節。

夏へと向けて、自然のエネルギーはどんどんと強くなっていきます。
木々は青々と輝き、動物も活発に活動し、土も肥沃になり、まさに「生命に溢れた季節」といえるでしょう。

5月10日から15日は、季節の移り変わりを表現した「七十二候」の中でも「蚯蚓出(みみずいずる)」という時期になります。

ミミズというと、にょろにょろとしていて、どこが顔かもわからずに、「気持ち悪い」という方が多いと思いますが、実は「土を豊かにしてくれる」存在なのです。

ミミズは土の中の腐敗物を分解し、土壌の性質を調整するだけでなく、自らが死んだ後には「窒素養分」となって、土に栄養を与えてくれるのです。
そんなミミズが活発に動き出す時期なのですから、今はまさに「土地もエネルギーをしっかりと蓄えている」といえるでしょう。

今回は、そんなエネルギーに溢れた「土」の力を借りて、「悪癖」や「悪縁」といった、なかなか自分独りでは断ち切ることが難しいものを、手放すための方法を紹介しましょう。

まずはエネルギーに溢れた土がある場所にでかけましょう。
手軽だからといって、小さな花壇の土や、道路脇の土などを使うのはNGです。
ある程度の広さがあり、なおかつ、周りにゴミなどがまき散らされていない場所を見つけましょう。

都会ならば大きめの公園がベストですし、ある程度郊外ならば小さめの山の中に行ってみるというのも面白いかもしれません。

土のある場所の目星がついたならば、いよいよそこに出かけます。
用意するものはたったひとつ。「ガラス製の小瓶」だけです。

蓋や栓ができるものがベストですが、ガラス製で小さめの容器ならば、なんでもOKです。ただし、中身が見えないようなものはやめて下さい。

小瓶をもって、お目当ての場所へと出かけたならば、良さそうな土を探します。汚れていたりせずに、柔らかい土を探しましょう。
土が見つかったら小瓶に入れて下さい。必ずしも小瓶を一杯にする必要はありませんが、中に半分以上は土が入るようにしてください。
土を入れたら、その小瓶を自宅へと持って帰ります。

家に帰ったら、瓶の蓋をあけて、土の中に自分が手放したい「悪癖」や「悪縁」などが吸い込まれていくところをイメージしてください。イメージが難しい人は、瓶の口に向かって、手放したい内容をひたすら呟き続けてもOKです。

気分がすっきりするまで土の中に手放したいものを込めたら、蓋をして目に触れないところに放置してください。
生活にあまり関係の無いベランダなどがいいかもしれません。
蓋がない場合は、ラップをかけるなどして、土にゴミが入ったり雨が入ったりしないようにしましょう。

注意点としては、寝室やリビングなど、よく使うような部屋、人が集まる場所にこの土を置きっ放しにしないようにしましょう。ほとんど使われていない部屋や、物置などならばOKです。

この「手放したいものを土の中に吹き込む」という行為を、7日間続けましょう。
時間は短くてもいいので、毎日続けるのがポイントです。

7日目が終わったら、小瓶を持って、土を取ってきた場所へと向かいましょう。
最後に、瓶から土をすべて出して、振り返らずにその場を立ち去ります。

こうすることで、瓶の中に封じ込められた手放したいものは、大地のエネルギーと大自然のエネルギーによって、あなたから引き離されて、消え去っていくはずです。
今の時期は自然のエネルギーが強いので、なにか手放したい、縁を切りたいものがあるという方は、チャレンジしてみて下さい。

How to release of bad habits in the soil.
To release “negative energy” with the natural energy.