ArisaのWellness美人に、なろう。~バンクーバー発☆ココロとカラダのBeauty Tips~ Vol.6  PMSや生理中に良い、話題のリストラティブヨガ

自立神経(交感神経、副交感神経)のバランスがとれている状態に回復させる手助けをしてくれる、リストラティブヨガ(Restorative Yoga)はPMS(月経前症候群)や生理中にも効果的

みなさんこんにちは。

カナダ、バンクーバーからカラダとココロに役立つウェルネス情報をお伝えしているマッサージセラピスト/ボディワーカー、ウェルネスの Arisaです。

リストラティブヨガ(Restorative Yoga)って知っていますか?
PMS(月経前症候群)や生理中にとっても良いと注目を集めています。

ここ、バンクーバーではリストラティブヨガのクラスを持つスタジオが増えてきています。
どんなヨガか説明する前に、少し体の自立神経のお話をします。

現代社会は、とても活動的で、目標達成に意味をもつ文化です。

何かを手に入れようと必死に頑張っている時、よい意味でも悪い意味でもストレスを感じる時に、自立神経の交感神経が優位になって体は動きます。 心拍数、血圧があがり、覚醒状態になります。筋肉が緊張して、発汗します。英語ではこの反応を「Fight or Fight response: 闘争-逃避反応」といいます。

この状態は決して悪い状態なのではなく、「何かに挑戦している!」という状態で、体や心にもよいことがたくさん起こるし、そこに幸福感を見いだす人もいるでしょう。

しかし、この交感神経優位の状態は、長期間保てるように作られていないので、ある程度時間がたつと、体を正常な状態に戻そうとする機能が働き、交感神経が優位な状態から、中立な状態、自立神経(交感神経、副交感神経)のバランスとれている状態に回復します。

このように私達の体には『Self-Regulating System, 自己調節機能』がもともとそなわっているのです。体は驚くほどよくできていますよね。

しかし、現代社会では、多くの人が「自己調節」ができないでいます。ストレスと常に隣あわせに生活しているので、慢性的に交感神経優位の状態が続きます。

長時間続くべきでないものが続いている結果、エネルギーが枯渇してしまったり、病気になったり、体と心とつながっていない感覚を生じます。

逆に、副交感神経優位の状態が長く続きすぎても健康ではありません。すべてがストップして機能しなくなります。鬱状態になったり、やる気がでなかったりします。

時には24時間寝ることなしに仕事をする場合や、子供や家族の世話をしなければいけない時だってあるかもしれません。

そして時には、なにもかもが嫌で全くやる気がでない状態が続くこともあるかもしれません。

生きているかぎり当たり前です!! 人間なのですもの……。( ̄△ ̄)

でもその状態になった時に、健康な自己調節機能があれば、ちゃんと体の本来の状態に戻すことが可能なのです。

『Restore』は、『(元の状態に)戻す,(機能を)復活させる』という意味。

だからリストラティブヨガ(Restorative Yoga)は、まさに体の自己調節機能を高め、自立神経のバランスをとり、体を元の状態に戻すヨガなのです。

 

私も大好きで、これからどんどん広めていきたいリストラティブヨガ。今回、PMS、生理中、元気がない時におすすめのポーズをビデオにしました。ぜひ一緒にやってみてください!

次回の「ArisaのWellness美人になろう」もお楽しみに☆

▼筆者のウェルネスブログはこちら

http://wellness-to-go.com

▼おうちでヨガやマッサージ、ウェルネス時間をつくりましょう!

YouTubeチャンネルはこちら

https://www.youtube.com/user/WellnessToGojp