5/19~6/12の水星逆行期間は、頑張らないといけないことを軌道修正するのに良い時です!

夏至を迎える頃、残り半分の2015年という年をどのように過ごしていきたいのか、今一度静かに考えてみるのに良い時期です。

こんにちは、風水カウンセラー珠木結生です。

ふとカレンダーを見ると、5/19~6/12までは水星逆行期間に当たります。
風水なのに、占星術? と思われるかもしれませんが、風水、それは突き詰めていくと宇宙の流れ、というものに寄り添っている自然の法則のこと。
ですから、様々な暦の流れと一致する、つまり理に適っていることも多いのです。

この「水星逆行」という期間について、一般的には、コミュニケーションや通信の分野でなんとなくすっきりしないことが起こる確率が多くなると言われています。
例えば、連絡の行き違い、パソコンのトラブル、交渉事が上手くまとまらない……などなど。
人によってはこの水星逆行の期間になると、頭痛が始まったり、風邪気味になったりする、と言う方もいらっしゃるようです。
ですからこの時期には、待ち合わせの時間に余裕を持って出かける、言葉だけでなく文字でも確認を取る……というように、普段よりも丁寧に、そして無理せずゆったりと過ごすというのがお勧めです。

そして、この逆行の期間を過ぎて次に迎える暦上のイベントは、6/23の夏至の日となります。
夏至の日は、一年のうちで一番日が長く、夜が短い日のこと。
6月は雨模様の天気が多いので、なかなかこの「日の長さ」を実感しづらいのですが、6月の空を見上げ、曇り空だったとしても、その雲の上には実は、燦燦とした太陽が輝いています。
そしてカレンダー上ではこれから暑い夏、日差しの強さを感じるというのに、この日を境に、日ごとに日照時間が減っていくのです。
つまり、宇宙の流れは私達を準備期間へと静かに導いていくということです。
水星逆行、そして迎える今年の夏至。
宇宙の流れの奥深さを感じます。

さて、この流れから私達は何を感じ、何を読み取れるでしょうか。
暦、つまり宇宙の流れに沿っていくためには、そこから自分の直感でストーリーを感じ取ることが大切です。
ストーリーとはつまり、サインということでもあります。

実は、水星の逆行という期間には、むしろ、見直しが出来るという利点もあります。
爽やかな5月という季節の中で、ふと周りを見渡せば、周りはなんだか活き活きとしていて、全て上手くいっているように見えるのに、自分は滞っている感じがしたり、何か上手くいかないことがあったりしたら……。
それは、軌道修正してもいい、というサインかもしれないし、ずっとやりたいことがあって、それなりに頑張ってきたのだけれど、思いのほか進んでいないということがあったとしたら、頑張ることではなくて、楽に出来る方を選んでもいいというサインでもあることでしょう。

ですから、夏至を迎える頃、残り半分の2015年という年をどのように過ごしていきたいのか、今一度静かに考えてみるのに良い時期です。
今年の初めにこうしたい! という目標がいくつかあったとして、そのうち上手くいっていないものがあったとしたら……。
それは、もしかしたら自分の心からの喜びが溢れること、ではなくて、誰かの価値観や、意見、周りから見てこの方がいいだろう、ということではなかったでしょうか。

夏至の頃に今年半年を振り返ってみたら、きっと本当に自分が大切にしたいことが見えてくるはずです。

もし自分の心からの喜びに沿っていないことを発見したら、むしろチャンスです。
夏至の日を境に宇宙の流れは、静かな夜の時間を一刻一刻と満たしていき、デトックスするためのエネルギーを蓄えていきます。
ぜひ夏至の日に、自分にとってすっきりしない目標を手放し、心からの幸せを受け入れると決めてみましょう。
宇宙はきっとその宣言を聞き入れてくれることでしょう。