ノーベル平和賞候補にも推薦された世界的な仏教僧・精神的指導者、マインドフルネスの第一人者である、ティク・ナット・ハン師。ハン師は昨年末からの病で、来日が叶わなかったものの、いよいよその教えを継ぐ僧侶たちによる来日ツアーがスタート!!
文京シビックで行われた中では、全ての時間が尊いものでしたが、個人的にはチャンティングが一番感動しました。
実はあのチャンティング、「観音菩薩」様のお名前を説いていらっしゃるのです。
日本とベトナムの僧侶たちによるコラボレーション。バイオリンと人の声と、鐘の音のコラボレーション。
「まずは自分を癒しなさい。もう苦しまなくていいんだよ」。そんな声が聞こえてくるようで、涙がとめどなく流れました。どれほど自分は自分を蔑にしてきたのだろう。もっともっと自分を大切にしてあげたい。
講演会場には多くの受講者が集まり「マインドフルネス」
の真髄を得ようとされてました。
そして愛知専門尼僧堂 堂長 無量寺 住職 青山俊薫尼の温かい
「歓迎の辞」から始まり、
東京大学大学院 蓑輪顕量教授が「プラムヴィレッジ来日の意義」を説かれました。
講演テーマは「Happisess Is The Way~幸せへの道はない、幸せこそが道だから~」
ハン師不在でもたぐいまれな団結力を見せ、講演を成功させた僧侶団。
この来日のために多くの人が関わってきました。決して順風満帆だったわけではありません。しかし、今、この来日を通してマインドフルネスの実践をしているような気持ちです。
5月の9日は「ビジネスで活かせるマインドフルネス」。弊社が主催する手作りの会です。もちろん、多くの皆様に心の糧を得てほしいと心より願います。もしも、至らぬところがあれば、どうぞご容赦ください。そして、皆でマインドフルネスな1日に致しましょう。
今日も怒って1歩後退、そしてまた振り返って半歩前進。亀の歩みのようですけれど、プラムヴィレッジ僧侶によるチャンティングが私の中の滞りを少し流してくれたように思えます。
ネパールでは大変なことが起きています。まずは自分から平安を発信できるように、呼吸に立ち戻り、今の心、「念」を大切に、瞬間瞬間を生きていきます。
私たちのエネルギーは上に上にと上がりやすいとのことです。それを呼吸によって、しっかりと下に降ろし、足の裏で大地を感じることを忘れないようにするということが大切だそうです。1日に数分でもいいから意識してみませんか?