心と身体、エネルギーは繋がっている。エネルギーの観点からも心や身体のことをとらえ、ケアを大切にしましょう。

昔から「病は気から」と言われますが、まさにこの語源はエネルギーの状態から来ているのです。

■心と身体、エネルギーは繋がっている。エネルギーの観点からも心や身体のことをとらえ、ケアを大切にしましょう。

皆様は、今、「エネルギー」と急に言われても、それが私達の心や身体、生活にどのように関わっているのかということは、はっきりと思いつきにくいと思います。

ですが、実のところ日本人は昔から、気(エネルギー)にはとても敏感で慣れ親しんだ民族性であることがわかっています。

例えば……最近では神社仏閣、パワースポットめぐりなどが人気ですね☆お好きな方は、自分の心地よい場所にいくと、気分がとても清々しくなったり、心が洗われるような気持ちになったりした経験があるのではないでしょうか。

この場合は、心身共にエネルギーチャージやリフレッシュにもなり、とてもいいですね。

しかしながら、その逆もあり……。

自分に合わない場所に行くと気分が悪くなったり、人ごみに行くと疲れるなどの不調を訴える方もおられます。

そして、こちらはどちらかというと、自分自身のエネルギーに、さっきのパワースポットとは違いマイナスの影響を受けてしまっている状態です。

このように人は、意識しようとしまいと常日頃からエネルギーに密接に関わった生き方をしています。
私たちの心地よい生活にエネルギーの状態は欠かせない、ということなのです。

 

■エネルギーの状態は心や身体に現れます。

パワースポットの例にあげたように、私たちは、常日頃からエネルギーの影響を受けています。
しかしながら、場所や人と接するうえでのエネルギーの影響は外部(環境)からの影響であり、自分自身が直接的な原因ではありません。

この他、エネルギーには外部からの影響だけでなく、自分自身のメンタルの在り方、考え方、度重なる身体の酷使などが影響するものもあります。

また、生まれてから今日までの何かの出来事や、過去の深い傷つきや慢性的な我慢や緊張、怒りなども、エネルギーに影響します。
特に、凝り固まった古いエネルギーなどは、肉体的、感情的、精神的な痛みとなって表面化していることもあります。

昔から「病は気から」と言われますが、まさにこの語源はエネルギーの状態から来ているのです。
元気・病気・気が晴れない・気が沈む・殺気立つ・運気が上がる、下がるなど、日本人は古来から、こうした「気」の状態に着目し、様々な言葉で表現しているのです。

元気が出ないな……気が晴れないな…気疲れがあるな……などと思ったら、もしかしたらエネルギー、(気)の枯渇が原因かもしれません。

心身に顕れたエネルギーの不足のサインを無視せずに、エネルギーの観点からも心や身体のケアを考えていきましょう。

 

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