「オーラって、何？」。なんとなくわかってるつもりでいても、いざ聞かれると、明確に答えるのって難しいですよね。「オーラとは波動で、すべての人にオーラはあります。人だけじゃなくて、物も周波数を出しています」と語られる並木良和さん。

レインボーの７色を基調に、バラエティに富んだカラーで重層的に彩られているというオーラ。ただ、単にオーラが見えるとか、色がわかるというだけでは、人生における意味はあまりない。それよりも、オーラを感じる訓練をしたり、その色が表す意味について今一度深く知ると、直感や感性が開いていき、対象の本質と深く繋がっていくことができるのだそう。

オーラを見る力を養うと、本質を捉える能力が開き、たとえインターネット上であったとしても、相手との深いコミュニケーションを確立させることができる。真のコミュニケーションとは、魂同士の触れ合い。本質を捉えることのできる能力とは、多くの情報があふれる現代において、必要なものを見極めたり、表面的なものに惑わされない力を養うことにも通じていくのだそう。そういった、オーラの本質論や、これからの時代に大切なスピリチュアルの資質について、並木先生にお聞きしました。

並木良和スペシャルインタビュー

(インタビュアー遠藤)(以下、遠藤)並木先生、こんにちは！

(並木先生)(以下、並木)こんにちは！

(遠藤)並木先生、本日はオーラとカラーについて教えて頂きたいです。オーラというのは誰にでもあるんですよね？

(並木)もちろん、オーラがない人はいないですね。

(遠藤)オーラが無くなったら、あの世へ帰ったことになるのでしょうか？

(並木)そうですね。実は、物にもオーラってあるんですよ。もちろん、人間みたいな複雑さはないんだけれども、周波数を発しています。それを色としてとらえた時に、例えば、赤や黄色、グリーンというように、色という形で捉えることができるんです。

(遠藤)人間のオーラは、何色ぐらいになっているんですか？

(並木)基本は７色って思っておいてください。虹の7色。

(遠藤)色とその方の性格というのは関係がありますか？

(並木)あります。その人の持っている性格や性質、特質、資質、才能、能力。そういうものが色で現れていると捉えるといいですね。

あまり言うと複雑になるので、さっきは虹の7色と言いましたが、もちろんそれ以上にあるんです。それだけバラエティーが豊かなんだと理解してください。

(遠藤)厳密に言えば、オーラの色とご自身、皆さんが活性化しているチャクラとは関係ありますか？

(並木)もちろん、ありますよ。

(遠藤)自分自身や、人のオーラが見えないとか分からないってあると思うんですけど、自分自身のオーラを分かる方法ってあるんですか？

(並木)例えば、見ようとするとか、もしくは、「オーラを見たい」という言い方があるじゃないですか。でも、視覚的に捉えたいという意識よりも、たぶん最初のうちは、「感じてみよう」っていうふうにした方が、わかりやすいんですね。

よく、サイキックなクラスで、皆さんに、オーラを見る訓練を僕もやったりするんです。その時に、この人とか、または、自分は、何色っぽいだろうと捉えてみるっていうのが、最初にそういったものを感じる感覚を鍛える入り口になるとお話するんですね。

「自分だったら、色に例えるとしたら、何色っぽいかな～、黄色っぽいかな～、紫色っぽいかな～」と感じることで、後々、感覚が開いてきて、見えるようになってきた時に「あっ！あの感覚って、あながち間違ってなかったな～」と感じる事が多いので、「こんな色かな」と感じることを、最初の入り口にしてみると、分かりやすくなるかなと思います。実際に人と接している時にも、「この人って何色っぽいかな～」と、その人を見てみるのが、感覚を開いていく最初のきっかけになるんですよね。だから、色を捉えてみようとする意識を養っていただくと良いかなと思います。

(遠藤)相手に対して、相手の気持ちを汲み取るような気持ちで、この方どんな方かなっていうふうに「この人は燃えるような赤の方だな」とか「落ち着いた深い緑の方だな」と、思うことからっていうことですか？

(並木)そうです。能力が開いて来るんですよ。で、もっと進めて行くと、「この人赤っぽく感じるな～、赤っぽい人ってどんな資質を持っているのかな～」、「赤っぽいっていうと、猪突猛進みたいな感じかな～」とか、「激しい感じかな～」とか「情熱的かな～とか…」など、そういう意識を持つって実はすごく大事です。

なぜならば、赤が見えたとしますよね。その人の周りに赤い色が見える。もしくはブルーが見える。グリーンが見える。そういう人っているんだけど、「で、だから…？」という話になるんですよ。つまり、オーラのカラーが示している意味は何なのかを理解できなければ、オーラリーディングはできないですね。

(遠藤)オーラリーディングは、色が分かるだけでは意味が無いとうことですね。

(並木)そうです。

(遠藤)その色を感じることで、相手のことを理解する、思いやることが始まるということ。

(並木)より深く理解することができますよね。

(遠藤)今、ネットが凄く普及して、コロナになって、対面しなくてネットだけっていうものいっぱいあって、YouTube、TikTokを始め、「ネットで自分をどう表現するか？」というのがあると思うんです。そのオーラとかの勉強の後に、ネットを通じても、人との付き合いを良くする自分をどう表現していくか？ということを並木先生と勉強していきたいと思いますが、どんな勉強になっていきますか？

(並木)そうですね。対面していようと、ネット上であろうと、結局やることは実は一緒です。つまり、本当のコミュニケーションとは、その人の魂とコミュニケートすることなんですね。なぜならば、魂が本質だからです。

だからやっぱり、本質を捉えるっていう感性を開いていき、そして、どんな環境下の中でも、つまり、ダイレクトに繋がる、直接会うってことだったり、また、そうじゃなくてネットっていうことであったりしても、結局その人の本質と繋がっていこうという意識を持たなければ、真のコミュニケーションは起きないわけですよね。

(遠藤)今の「本質」ってことですけれども、ネットだと成りすましだとかフェイクとかありますから、さらに、本物かどうかを見分ける力が必要になってくるのでしょうか？

(並木)ホントに必要です。洞察力って言ったりしますけど、僕達が生きていく上で、ホントに大事になってきます。今ももちろんですが、これからもっと、そう言ったものが大事になってくる、情報戦争みたいなものが昨今です。というのは、何が真実で何が真実じゃないかを見極めていく目って大切なんですよね。そういう時にも、色を感じる訓練というのは、その人の本質が色として現れたものを感じることなので、それをちゃんと理解できると、「あっ、ちょっとこの人には近寄らない方がいいな」とか、いろいろと自分の中で、関係性の取捨選択っていうものの幅が広がるんですよね。そして、確信を持ってそれができるようになってくると僕は考えているんです。

(遠藤)ありがとうございます。これからTikTokとか、ホントに全てのSNSで、山に籠っていない限り、いや、籠っていてもすると思うんですけど、さらに自分を表現していく時代になっていくかと思います。その際に使う、表現のエネルギーやチャクラというものはあるんですか？

(並木)あります。例えば、すごいシンプルに、まず、真実を表現する時に使うセンターは、喉のチャクラになりますし、この喉とハート、もしくは、ハイハート(※)を連動させることも大事になります。

つまり、言葉だけではダメなんですよね。ダメっていうのは本当の意味で、その人の伝えたい事が伝わらない。その人が何を伝えたいかによりますけど、自分の本質、もしくは、ハートを伝えたいのであれば、ハートと喉を繋ぐってことがとても重要になります。これはエネルギーワークによって繋ぐことができるんですね。そうすると、ハートからの真の表現を、それ以降できるようになるわけですよ。そうすると、その人にとっての本質や真実というものがより多くの人に知ってもらうことがより容易にできるようになってくるんですね。

でも、ハートと表現のエネルギーセンターというものが繋がっていないと、結局、言葉だけになっちゃったり、そこにハートが乗っていかないので今一響かないということにもなりかねないのでハートと喉はちゃんと連動させることが大事だよと話しています。そういったワークもしていきたいですね。

(遠藤)とても分かりやすく、ありがとうございます。

6月18日、並木良和さんとドゥーガル・フレイザーさんのコラボワーク、「自分軸を大事にオーラとカラーを知り、世界に自分を表現していくためのワーク」を開催いたします。

先生、最後にメッセージを何かお願いします。

(並木)ドゥーガルさんとは、今回初コラボになるんですけど、彼のエネルギーがとても好きで、柔らかいエネルギーなんだけれども、芯はしっかりしているんですね。ちゃんと自分軸がある方だし、でも、とても優しいんですよね。そういう、自分軸を優しさのエネルギーで包み込みながら伝えていける人って、これからとっても大事な資質になる人で、それを体現されている方だなって感じています。

なので、ドゥーガルさんの卓越したサイキック能力がベースになって、皆さんとも、オーラのエネルギーワークがすごく楽しくできるんじゃないかなって思っています。

今回学んで頂くことは、人間関係を深めていく上でも、これからの社会を生きていく上でも、本当にすごく大事な基盤になっていくって思っているので、そのことを皆さんとシェアできたらいいなと思ってます。

(遠藤)それでは皆さん、6月18日お目にかかりましょう！

(並木)はい。ありがとうございました。並木良和でした。バイなら。