「心が迷わないように」
北欧アイスランド。総人口は約33万人、首都はレイキャヴィークです。
アイスランドでは、ヴァイキング、オーディン、ロキという言葉がゲストハウスやカフェの名前になっていました。
ヴァイキングが何かわからず、どういう意味か考えていました。
食べ放題? いや、違うな……。
日本だと食べ放題をバイキングと言いますが、英語ではビュッフェと言います。
後に、それがヴァイキング時代のヴァイキングを意味していることを知ります。
(ちなみにオーディン、ロキは、北欧神話に登場する神様の名前だそうです)
そして、アイスランドのアーティストであるビョークさんの左腕のタトゥー、この模様はヴァイキングが使用していたルーンという文字のコンパス(羅針盤)であることに興味を持ちました。
あなたは、ヴァイキング•コンパスを知っていますか?
アイスランドの海の男達が、ヴァイキング時代から使っていたシンボル、それがヴァイキングコンパスです。
ヴァイキングとは、ヴァイキング時代(800年 – 1050年)と呼ばれる約250年間に西ヨーロッパ沿海部を侵略したスカンディナヴィア、バルト海沿岸地域の海賊を指す言葉です。
「心が迷わないように」
「自分を見失わないように」
と、ビョークはルーン文字のコンパスのタトゥーを彫ったそうです。
17歳のときに入れたと雑誌のインタビューで本人がおっしゃっていたそうです。
ヴァイキング達は、磁気コンパスもない時代にどのようにして航海したのか?
この記事を書くにあたり、ヴァイキングについて調べていると、「太陽コンパス」についても知ることになりました。
ヴァイキング達は、磁気コンパスもなかった今から一千年もの昔、アメリカ大陸を最初に発見したといわれています。
どのようにして大洋を航海していたのか?
その航海術の謎を解き明かす鍵、それが、ヴァイキングの「太陽コンパス」でした。
太陽コンパスの発見は1948年デンマークの考古学者がグリーンランドの遺跡から用途の分らない16個の目盛りがついた木製半円盤を発掘したことから始まったそうです。
そして、ヴァイキングがこのような太陽コンパスを一千年前に使っていたことが分ったのが、つい30年ほど前だったと言います。
今でもアイスランド人の生活に馴染んでいるヴァイキング•コンパス
オーロラや滝などの自然も美しいアイスランド。
この模様はヴァイキングが使用していたルーン文字のお守りとして、今も尚、多くの国民に愛されています。
アイスランド人の方に直接教えていただいたのですが、保護のシンボルだそうです。
実際に、お家のガレッジにヴァイキングコンパスマークが描かれていたり、お店に置かれているTシャツにもヴァイキングコンパスがデザインされている商品を目にすることができました。
ルーン文字のお守りで、「道に迷わず無事に家にたどり着ける」という意味だそうです。ビョークさんは「心が迷わないように」という意味を込めているそうです。
この素敵なコンパスをわたしもビョークさんのように、自分の心に焼き付けておきたい! そんなふうに感じるのでした。
編集後記
この記事では、多くの方に使われているヴァイキング•コンパスという言葉で表現しています。
英文でもヴァイキング•コンパスという表現が多かったです。
他にも、ヴァイキングルーン•コンパス、Runic Compassなど様々な呼び名で親しまれているようです。
アイスランドの旅行の様子(物価やおすすめホテルなど)は、引き寄せの法則~プリンセスマインドブログのこちらにも書いています。
ぜひ読んでみてくださいね。
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