インナーチャイルドと婚活の関係性についてPart.2〜インナーチャイルドとは?

インナーチャイルドは、”心の内側(インナー)”にいる”子ども(チャイルド)”のことです。 だれでも自分の心の中に小さいときの自分を持っていることを指します。

前回は、イギリスでミディアムなおさんとの出会いと〝インナーチャイルドと婚活の関係性〟はすごく深いものだったとお話しました。
今回は、そもそもインナーチャイルドとは何かというところからお伝えしていきます。

 

インナーチャイルドとは?

皆さんはインナーチャイルドという言葉をご存知ですか?
インナーチャイルドは、”心の内側(インナー)”にいる”子ども(チャイルド)”のことです。
だれでも自分の心の中に小さいときの自分を持っていることを指します。

子どもの頃の体験から徐々に培ってきた一部で、具体的には子供時代の頃の記憶や心情、感傷などです。
子供時代の経験が、大人になった自分に多くの影響を与えているのです。

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家族のために一生懸命働く父の姿

なおさんからのお話を聞いて、幼少期、父は家族のために早朝から父は残業して夜中まで働いていたことを思い出しました。
そのため、平日は一緒に夕食を食べた記憶があまりないです。
わたしが幼稚園に通っていたときに、父が「会社を辞めたい」と一度だけ母に話していたことを今でも覚えています。
自分を犠牲にして家族のために働いてくれているようにも感じました。とても真面目で一生懸命働く両親の姿が、子どもながらに自分の存在が両親を苦しめているようにも思いました。

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家庭を守る母の姿

母は、子どもが3人いたら大変なこともたくさんあったと思いますが、毎日美味しい料理を作ってくれました。
両親は、子ども3人が大学にも行けるようにと父と相談して、学資保険にも入ってくれていました。
本当に恵まれたありがたい環境だと思います。
父の仕事は転勤の多く、転勤族でした。母は知らない地で、誰かに頼ることもできず、子ども3人を育ててくれました。

 

転勤族だった生活が、わたしの人生に大きく影響

わたしには妹と弟がいるのですが、わたしたちもそれぞれ大変だったと思います。
新しい環境に慣れた頃には、新しい学校に転校をしました。
わたしは中学校を3回、変わりました。
また、転勤族で自分自身、あまり楽しいと思える学生時代ではありませんでした。

わたしは将来、会社に決められて転勤するのではなく、自分たちの行きたい場所で暮らせるような人生にしたい! とその頃から強く思い描いていました。
そして、前に通っていた学校でできた仲良しのお友達にも会うことができない転勤族生活の影響で、誰よりも自由になりたい! と大人になる自分へ強く影響を与えたのでした。

そして、大人になった今、海を超えて世界という舞台で自由に暮らしています。

 

親子のコミュニケーションが大人になってから影響する

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株式会社ベネッセコーポレーション「若者の仕事生活実態調査」(2006年)によると、子ども時代の親とのコミュニケーションが大人になってからの行動に影響するそうです。
子どもの時に親と将来のことを話したり、家事のお手伝いをしていると、自分の考えをわかりやすく説明したり、自分の感情を上手に説明する能力が高くなっているそうです。
なおさんが言われていた、親との関係が愛情深いものではなかったというと殺伐としますが、コミュニケーションをもっとわたし自身も大切にすれば良かったと思います。
転勤族で、両親はとても大変だと思います。わたし自身も同じで、新しい環境や新しい学校へのストレスなど余裕のない気持ちで過ごしていました。その為、優しい気持ちで家族に話せる余裕もありませんでした。

今思えば、もっと母親のお手伝いをすれば良かったです。
また、幼少期にもう少し、父との何気ない時間を過ごせたら素敵だったと思います。
一緒にお家でゴロゴロしたり、宿題を教えてもらったり、休みの日に公園に行ったり、父の手料理も食べてみたかったように感じます。

参考資料:株式会社ベネッセコーポレーション「若者の仕事生活実態調査」(2006年)

 

皆さんはどんな幼少期でしたか?

実はインナーチャイルドとあなたの未来や恋愛、結婚に大きな関わりがあります。
幼少期の記憶と〝今〟をぜひ照らし合わせてみてください。

次回は、インナーチャイルドと恋愛、結婚観への深い関わりについてお伝えしていきます。
お楽しみに!

 

♦︎イギリスで婚活ブログ
http://london-mei.com/

《仲谷めいさんの過去記事はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/nakatani-mei/?c=102488