皆さんは、腸内環境で痩せ易い体質・
太りやすい体質があることをご存知ですか?
2月と言えば「バレンタインデー」でチョコが話題になるところですね。最近は乳酸菌入りのチョコなんかも発売していて、とうとう大手さんのチョコにも乳酸菌が入ったかと思いました。
チョコと言えばダイエットの天敵! 1つ食べると2つ3つと止められないのがチョコの魅力! しかし、腸内環境を整えると痩せ易くなるという研究・発表もあります。
この相反するものを商品化したのかと思ったのです。
ダイエットをしたいけどチョコも食べたいという方は他のチョコを食べるなら「乳酸菌入りのチョコ」、あるいは「チョコを食べたら乳酸菌のサプリメント」などを試してみるのも良いかもしれません。
※いくら乳酸菌を摂ってもチョコの食べ過ぎは注意ですよ。
ワシントン大学のジェフリー・ゴードン博士のチームが2013年にSienceに発表した実験では、肥満の人の腸内細菌を移植したマウスと痩せた人の腸内細菌を移植したマウスの脂肪量の変化が見られました。腸内環境で脂肪量が変わったのです。
そこで発見された有益な菌がバクテロイデスという菌です。バクテロイデスとは短鎖脂肪酸(酢酸、酪酸など)という物質を出して脂肪の吸収を抑えたり、分解に役立つ腸内細菌です。
その反対にファーミキューテスという食べた物を分解して吸収する働きをする腸内細菌です。人が生きていく為には、両方必要な菌ではありますが飽食の時代の現代はバクテロイデスの方を必要とする方が多いと思います。
どうすればバクテロイデスを増やせるのでしょうか。
バクテロイデスは日和見菌に分類されますが、食べ物・サプリメントで乳酸菌を摂る、運動、水分・食物繊維摂取など善玉菌が増える環境で相乗効果を生みます。つまり、腸内環境が良くする事がダイエットに繋がり易いということです。
直接ダイエットに関わる乳酸菌もありますが、難しく考えずに腸内環境が良くなると思うことを心掛けていると良いと思います。腸内環境は地域、人種、ライフスタイルによって全く違いますので、特定の乳酸菌サプリメントが万人に効くということはありません。
菌によって胃酸に強く腸まで届くもの、免疫機能に作用し易いもの、色々あります。各個人で合う合わないということがありますので、自分に合う乳酸菌を探すというのが良いと思います。
また、自分に100%合うという乳酸菌が見つからなくてもある程度は良くなると思います。
逆に腸内環境が既にかなり良い人は、変化や体感が少ないと思いますが、素晴らしいことなので現状維持を頑張って下さい。
また、腸内環境が良ければ免疫力も上がりインフルエンザや風邪にもかかりづらくなりますね。
私個人が気に入っている乳酸菌もいくつかありますが、今注目しているのが順天堂大学医学部生化学・生体防衛学の長岡功教授が研究されている「新活乳酸菌 NN12」という乳酸菌です。
さすが生体内殺菌をご研究されている教授の乳酸菌だと思いました。
その秘密はまた今度。
腸内環境改善で一緒に心も身体もスマートになりましょう。