断愛のすすめ~私は愛されている〈パス・オブ・ザ・ソウルオラクルオラクルカードVol.16〉

節分も終わり、いよいよ2018年度が始動し始めました。 だんだんと春に向かって季節が動き始めていますね。

それでもネガティブ感情を払拭出来なければ、その感情と思いきって向き合って感じきってみてはいかがでしょうか。
きつくて苦しいかもしれません。
でもその苦しい感情からは、いつか必ず抜けられます。
「変化が怖い、面倒くさい、良くなる保証なんてない、やっても無駄だ」と思ってしまう自分も、ありのままに受け入れる。
「そんな自分は悪い奴だ」などと理由をつけないこと。
これがポイントです。

小さなことでもいいので、とにかく行動することをお勧めします。
そんなこと言っても動けない時もあります。
そんな時はきっと、エネルギー不足なのでしょう。
エネルギー不足の時は無理せずに充電して、満タンになったら、自分のやりたいことから少しずつ始めてみましょう。

 

「覚醒~パス・オブ・ザ・ソウルオラクルカードより」

今回は、新しいデッキをご紹介したいと思います。
「パス・オブ・ザ・ソウルオラクルカード」と言います。
現在はアプリ版のみで使用できます。

では、今回のコラム用に一枚引いてみましょう

覚醒 Awakening

創造的エネルギーと自分に、力を与えることを表します。

自分の強さを感じ、備わっている多くの才能を活用しましょう。
この絵は、「フラクタルエネルギーアート」と言って、エネルギーを放射しています。
空間全体にエネルギーを行き渡らせる効果もあります。

このカードからも、とても強いエネルギーを感じます。
赤い波動が放射状に行き渡っていて、「今こそ自分の力を信じましょう」というメッセージのように感じます。
コアに緑のエネルギーの塊がある、即ちとても暖かく柔らかい力と力強さを兼ね備えているエネルギーのように感じます。
今月は、いろいろなエネルギーが動いているようですね。
振り回されないように、しっかりチョイスしていきたいと思います。

 

「誰も寝てはならぬ Nessun dorma」

今回は、皆さんもよくご存じのオペラアリア「Nessun dorma 誰も寝てはならぬ」について書いてみようと思います。
この曲は、ジャコモ・プッチーニ作曲「トゥーランドット」の中で歌われるテノールのオペラアリアです。
ルチアーノ・パヴァロッティの歌唱で有名で、荒川静香さんが2006年トリノ五輪で使われた作品です。

このアリアの背景を少しお話ししましょう。

このアリアは、最終幕である第3幕でカラフによって歌われます。
カラフはトゥーランドット姫への求婚者にだされる3つの難題を見事に解決していました。
しかし姫は結婚を拒んでいます。
そんなトゥーランドット姫にカラフは「自分の名前を夜明けまでに当ててみせれば、結婚を諦めて命を捧げよう」と申し出ます。

そこで冷酷な姫は自国の国民に対し、カラフの名を解き明かすまでは寝ることを禁ずるというお触れを出し、そしてもし誰も解き明かせなかったら、国民を皆殺しにすると言います。
第3幕は夜の時点から始まります。

カラフは一人、宮殿から月に照らされた庭に出て、そこでトゥーランドット姫のお触れを聞きます。
ここでアリア『誰も寝てはならぬ』がカラフによって歌われます。
最後は、カラフ自ら自分の名前を姫に明かし、氷のような姫の心を見事射止めたのでした。
諦めずに最後まで貫き通せば、きっと願いは叶うということでしょうね。

ソプラノが歌うアリアには、ここまで朗々と歌う曲がありません。
このアリアは女性が歌っても、とても歌いやすく出来ているなと思いました。(男性のアリアを演奏会で歌うことはありませんが、試しに歌ってみました)
オリンピックが始まりました。
当時を振り返って聴いてみるのもよいかなと思います。

 

Fin

 

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