実際にあった前世からの癖:中世騎士の騎士道精神。
これは実際にあった私の例ですが、相手がズルや不正をした際にどうにも許せない気持ちになり、ズルにズルをして返すのではなく、ズルをした相手にでも自分は正々堂々と勝負をして、勝たなければならない! と強く思ってしまっていました。
ズルや不正をした人を見るとどうにも怒りが沸き起こり、子供のしたことであっても許すことが出来ないという強い気持ちがあったのです。
ズルや不正をされるのは気持ちのいいものではありませんが、小さなことにもすぐ反応したり、テレビで見た遠い人の話にも強く怒りとして感じてしまうために疲れてしまうことも多かったです……。
それもそのはず、私には中世で騎士をしていた過去があり、騎士道精神を重んじる熱い性格をしていたようで、元々あった魂の質に更に中世騎士時代の彼の気持ちが上乗せされて過剰に反応を示していたことが分かったのです。
このことが分かってから「あー、今の私の気持ちだけでなく中世の騎士の気持ちが上乗せされて強化されていたんだ。」と自分の中で腑に落とすことが出来てからは、上手く怒りを昇華することが出来るように変わっていきました。
前世に支配される今はない。
そして、もう1つ前世を語る上で大切にしたいことは……前世に支配された今世はないということ。
よく前世で私はこうだったから今世でも苦労しているの……という話を聞くことがあります。
確かに前世でやり残したことや、もう一度やりたいと思ったこと、そして新しく挑戦したいという気持ちを持って生まれてくることはよくあります。
でも、それってめちゃくちゃポジティブな気持ちなんですよ。
間違っても今ある苦労は前世のせいとか、前世で私がこうだったせいとかいう後ろ向きな気持ちは一切ありません。
前世は今世での私たちを支配したり制限するために存在するものではなく、今いる私たちの土台になって今世を支えているのが前世なのです。
魂は前にしか進みません。
例えば、今世でいい関係を築けなかったり、関係が破たんしてしまう方もいるかもしれません。
でも、あなたが死んだ後に「この人ともう一度関係性を結びたい」と思って相手もそれを了承したなら、「よし! じゃあ、次どうする?」となるだけです。
後ろ向きになる理由に前世は使えませんよってお話です。
最後に前世からのメッセージ。
最後に前世を直に感じる私からみなさんに伝えたいことがあります。
今まで色んな方の前世を見てきましたが……どの前世も今生きている私たちの背中を押してくれていました。
強い繋がりがあって影響を受けている場合であっても、それは私たちを苦しめたり支配するためにあるものではないのです。
前世を知ることで今まで自分が経験したことに触れていく・自分の気持ちや本心に触れていく……それは知らなかった自分を知って、更に力強く生きていくヒントにもなります。
あなたにはどんな前世があるのでしょうか? 興味があれば前世鑑定、ご利用くださいね!
結構色んな経験をしているものですよ(笑)。
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