月食とは、太陽と地球、月が一直線に並ぶことで地球の影に月が隠れる現象で、
地球がつくる影のうち、太陽の光が届く部分の影を半影といい、その「陰と陽の両面」をあらわすのが、半影月食の満月です。
陰の影響から抜け出し、陽になろうとする、満月。
月は、女性性のシンボルですが、これまで陰に潜んでいたあなたの内なる女神が
陰から顔を出して、表舞台へと出て本格的に活動をする。
そのようなエネルギーが活発になります。
この射手座満月は、約半年前の2020年1月11日に起こった蟹座満月からここまでの半年間を振り返り、
あなたの過去からの未来の設定は魂から望むものなのか、
そして、いまの状況と未来へのプランを再検討するにふさわしいときです。
特にこの射手座満月は、次にある金環日食の蟹座新月へとつながる満月となるので、
ここでしっかりと半年間を振り返っておくことが、とても大切なポイント。
このタイミングでよけいなものを削ぎ落し、あなたの内なる女神の本格的な活動に意識を向けてみましょう。
＊射手座のテーマ
射手座は「自由な精神」「真理の追究」「グレードアップ」「理想」などをつかさどるサイン。
無限の可能性を追い求め、冒険をする星座。
今回の射手座満月には、パートナーに対する理想や、対人関係に対する自分なりの価値観に、
ひとつの答えがでるような満月でもあります。
コミュニケーションにおける課題がクリアされることが発生したり、
これまで抱えていた問題が新たな局面を迎えて、違った展開となることも……
最良の関係を手に入れることが出来ると同時に、月食が起きるので大きな手放しも起こる満月となるでしょう。
もしも思わぬ展開になったとしても、揺らぐことはありません。
これからあなたの人生がもっと良くなるために起こったこと。
なにかを失ったとしても、「新たななにか」を得るためのチャンスをつかむ過程に過ぎません。
射手座は冒険をしながら理想に最短で到達する星座です。
チャンスをものにするには、的を絞り、矢を放つベストなタイミングがあります。
そのタイミングを引き寄せ、スピーディーに叶える。
そうした実行力が、目標達成のキーポイントとなります。
射手座は、そんなふうにあなたが望む理想に最短で到達することを叶えてくれる星座。
なにかを始める、ということよりも「なにをしないか」を決めること。
いま、やっていることで、もしも願いを叶えるために不要だと感じることがあったとしたら、
スッパリとやめる決断……
その決断が短期集中での目標達成をサポートしてくれます。
そんなミラクルパワーを持つのが、６月射手座の満月です。
そして今回の射手座満月は、月が男女関係やパートナーシップを示す第7ハウスにあり、
さらに、運とチャンスの入り口であるアセンダントに、太陽と愛と美と富を司る金星が輝いています。
これはあなた自身の魅力や女性性が最大限に発揮される配置。
星の配置に加えて、よけいなものを削ぎ落すと、さらに今まで自覚していなかったような魅力も開花させてくれるでしょう。
まさに、内なる女神が表舞台へと出てくる感覚です。
今回の満月は、過去生きた時代にご縁のあった人と時空を超えて結びつけるパワーがとても強いタイミング。
ソウルメイトとの出会いに想いを馳せて軽やかな行動をしていくと、
これからのあなたの人生が大きく変わるような出会いが訪れるかもしれません。
これからはソウルメイトと人生を創造する時代。
いま、身近にいる、そしてこれから出会うであろうソウルメイトを大切に、
そして愛を育んでいくことが
これからの世の中を生き抜いていくための大きなチカラを与えてくれます。
あなたの中心にしっかり光の軸を立てて、不要なエネルギーは削ぎ落し、自分の可能性を信じること。
それがいま、あなたの未来を創造していくキーポイントとなるはずです。
宇宙はいつもあなたを応援してくれています。
あなたの可能性は無限大なのですから……
◆著書『あなたにやさしい宇宙の法則』
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