2020年6月6日射手座の満月~ストロベリームーン、内なる女神が目覚めるとき~

月

*ストロベリームーン

自然界にあるものは、常に一定のリズムで変化しています。
日が昇り、沈むまでの一日のリズム。

月の満ち欠けの周期、変わりゆく季節の流れなど、
これらは科学的に説明をすることはできても、
科学の力でそれを止めることはできません。

夜空の月……その神秘的な姿に、
古来、『月には特別な力がある』と信じられていました。

月の引力は、海面に影響を及ぼし、
潮の満ち引きを作り出します。

海は地球の面積の約70%を占めていますが、
人体の水分量も全体の約70%となっています。
そして生命の誕生も深く関係していると言われています。

2020年6月6日4時12分頃 射手座での満月を迎えます。

北米では、6月に野苺の収穫時期ということもあり、
6月の満月をストロベリームーンと呼ぶそうです。
苺の収穫時期ではないヨーロッパでは、「ローズムーン」と呼ぶ所もあるそうです。
ローズムーンという表現もロマンティック。
夏至の頃は太陽がもっとも高く昇りますが、月は反対にとても低い角度で空を巡るため、月が赤く見えやすくなります。
赤みがかったお月さま、神秘的でロマンティックなストロベリームーンはその色から、恋を叶えてくれる月とも言われています。

そして、このストロベリームーンには、好きな人と一緒に見るとその人と結ばれるとも言われています。
想いを寄せる人との恋が実るための不要な思いを手放し、
気になる人がいるなら一緒に月を見上げながらこのお話をしてみることも、年に一度のスペシャルな時間を共有して親密度が高くなりますが、今回の射手座満月は、パートナーに対する理想や、対人関係に対する自分なりの価値観に、ひとつの結果があらわれる満月。
満足できる関係を手に入れることが出来ると同時に、月食が起きるので大きな手放しも起こるような、変化の大きな満月となるでしょう。

月

 

*半影月食満月

今年は日本から月食が3回見られますが、1月11日に続く2回目が、6月6日の未明から明け方にかけて起こります。
そして、占星術的に日食と月食が起こる新月、満月はエネルギーがパワフルで約半年間の効力があると言われています。