易者の未畫齋(MIKAKU)です。
今週は、いつもとは少し違った、小さなテクニックをご紹介します。
ご存知の方はご存知かもしれませんので、肩透かしだったらゴメンナサイ。
悪用厳禁です! 私は使っていません。
「裏がない」から「うらないし(占い師)」であります!
この記事をお読みになった後は、どうか、大いに拡散してくださるよう、お願いいたします!
「誰もが知っている常識」になれば、悪用もできませんので。
さんざん煽ってしまいましたが。
さて、「ホット・リーディング」というものをご存知でしょうか?
占い師が、いろいろな事実をズバズバ当てる。その理由のひとつとして挙げられている技法です。
日本語に直してしまえば、何のことはない、「事前調査」というヤツです。
誰もが持っている、「名字」を使います。
今回ご紹介するホット・リーディングは、「名字」を使うものです。
誰もが持っている、その「名字」を見るだけで、割と簡単に見抜けてしまう事実があるのです。
それは、「あなたのご先祖がだいたいどこいらへんに住んでいたか」であります!
私はこのテクニック、使っていませんよ!
私のネット占いは、「本名を使わず、ペンネームでお申し込みをお願いする」スタイルをとっていますので。
ここはしつこく主張させてください。
さて、ともかく。
「名字を使ったホット・リーディング」の例を挙げます。占い師になったつもりで読んでみてくださいね。
貴女は占い師です。
目の前に、「具志堅さん」という方が相談に来られました。
「あなたのご先祖は、沖縄に住んでいましたね!」
と、そんなことを口にしたって、「おお! スゴイ!」ということにはなりませんよね。
それは当然だって?
では。おもむろに目をつぶり、「うんにゃらはんにゃら~ハアっ!」
「ざわざわ揺れるサトウキビ畑が見えます。あなたのご先祖は……」
やっぱり、怪しさばかりが募ります。
「具志堅さん」が、「沖縄の名字」であることは明らかだからです。
では。
目の前に、「高橋さん」という方が相談に来られました。
日本でも五本の指に入る、メジャーな名字の方です。
さあ、貴女は占い師です。
おもむろに目をつぶり、やがてカッと目を見開く。
私のように、目つきがキツイ方であれば、なお効果覿面。
ぶるりと体を震わせて、こうつぶやきます。
「寒い……。これは、氷? 雪ではない……。」
そして、高橋さんを真っ直ぐに見て、大真面目にこう宣言するのです。
「雪よりは氷……あなたのご先祖は、南東北、あるいは北関東に住んでいたのではありませんか?」
恐らく、当たってます。
「高橋さん」は、「南東北、北関東の名字」だからです。「具志堅さん」ほどではないにせよ、かなりの確率で、あてはまります。