女性なら「目を大きくしたい。脚を長く見せたい」と思うものです。そんな願いを叶える研究がされています。それは、目の錯覚(錯視)を利用したものです。
障子のヘリング格子錯視
いろいろな錯覚があるのをご存知でしょう。
まずは、錯視について体験していただきましょう。
格子の図をご覧ください。
ずっと見ていると、格子が交わった部分が白く見える部分が出てきます。これを障子のヘリング格子錯視と呼びます。壁に耳あり障子に目ありと言われますが、このように、障子に目が見えてきてしまう錯覚です。
この錯視を利用して、目を大きく見せようという試みです。
目の持つ力
「目は口ほどにものをいい」などと言われますが、目は心の窓であり、目の表情は思考の表れでもあるので、目に注目されるのです。赤ちゃんに対して、目を隠して口だけで笑いかけるより、口を隠して目で笑いかけた方が、赤ちゃんはより反応することがわかっています。