サイキックリーディングQ&A 〜占いは本当に当たるのか？〜

大抵は、セッションの前日か当日に、体調が悪くなったり、道に迷うのですが、強力な霊体の場合は、電車が止まったり、鍵が開かなくなったり、メールがつかない、スマホの電源が切れるなど通信障害が起きます。
急に誰かに「行かないよう」呼び止められる場合もあります。
その役目を、占い師さんが担うことがあります。

というのも、全く霊感のない人よりも、ある程度霊感のある人の方が、霊にとっては操りやすいので、占い師さんやヒーラーは大変狙われやすいのです。

仲間のいるところへ誘導する霊体

最初のお話の生徒さんは、いわゆる霊媒体質の方で、沢山の霊体がいました。
ある日、また1体増えていました。

「＊月＊日にまた新しいのをもらってますね。一体どこに行ったのですか？」
「その日は###に行きました。よく占ってもらう占い師さんに、そこに行くといいよって言われたんです。」
「私の守護霊がそう言ってるっていわれて、それでいったんですけど——」

それは守護霊ではないですよね。
それは、彼女に憑いてる霊体が、同じような霊体のいるところに連れていくように、占い師さんを使って、逆誘導したのです。
霊感があるがゆえに、霊の語りかけをキャッチしてしまったのです。

人間同様、霊体が言ってることが全て本当とは限りません。
悪人ですよと、自分で言う人がいないように、悪霊ですよと言う霊体も、あまり聞きません。
守護霊とか、守護神とかいうのは、よくある話です。

タロットの場合、カードの出方自体を操る

タロットの場合は、占い師さんに作用して、話す内容を操ります。
では、カードの出方に影響はないのかといえば、強い霊体は、カードの出方自体を操れます。

ある方が、「今のマンションに来て金縛になったり不気味なことが多々あり、心療内科に通う状態で——やっと引っ越しを決心して、ある不動産屋にお願いしてるんだけど、なぜか全然見つからないのよ。」「ある占い師さんに相談したところ、loveのカードが出て、「その不動産屋さんは、本当にあなたのことを思って、一生懸命探してくれてるので、お任せしなさい」と言われたと言うのです。

そのマンションには、地縛霊がいるので、簡単にでていかせてはくれません。
でていこうとすると、なんだかんだと邪魔して止め置こうとします。
やはり、占い師さんに作用して、逆誘導してきたのです。不動産屋をかえたところ、すぐ物件が見つかりました。

自分自身の無意識層に聞いてはいけない

一体、なぜこんなに簡単に逆誘導されてしまうのでしょうか？

霊体は、人の無意識層に作用する性質があります。霊に憑依されると、霊の持つ感情や、感性を、まるで自分自身の気持ちやフィーリングのように感じます。

妙にイライラしたり、落ち込んだり、石を見て不気味に思ったり——霊が感じてること思っていることを自分も感じるのです。

よく誤解されてる方がいるのですが、ペンジュラムをするときは、自分の無意識に聞いてはいけません。
人の無意識は広大で、そこには霊体の語りかけ以外にも、過去の経験値からくる様々な無意識のバイアス——私はこれをBUZZ雑音と呼んでますが——が、ひしめき合っています。
不用意に、そんなところに質問をしても、霊体の格好の餌食になったり、自分自身のバイアスに持っていかれてしまいます。

もちろん、自分の外にいる誰かに——女神、守護神、天使など——不用意に聞くことも危険です。
本当に、そういう存在なのかどうか判別するのは難しく、よほど自分をしっかりと確立していない限り、ずる賢い存在に持っていかれてしまいます。

では、どこに聞くのか？

自分自身の、心の奥底の、真の直感に聞きます。
これを邪魔しているのが、無意識層にひつこい檻のように溜まったBUZZ——様々な雑音なのです。雑音が口々に騒ぐことによって、真実の声が聞こえなくなっているのです。

ペンジュラムでも、タロットでも、雑音をキャッチして、リーディングした気になってはいけないのです。