Q・きたる癒しフェア東京で、「願いが叶う秘訣を伝授する」ワークショップ&「エネルギー断捨離」について講演を行うマユリさんにお話を伺いました。マユリさんは、10年以上にわたって、婚活や転職で悩む多数の方を、サポートしてきました。
「婚活&転職 豊かさを引き寄せる秘訣をマスター☆彡上」では、主に婚活ワークを受けられた方の実例を伺いましたが、転職の実例もお話しいただけますか。
自分がイメージしたことが、現実となって現れる
マ・このワークでマスターするのは、「イメージしたことを現実化する」ということです。別の言い方をすれば、自分がイメージしたことが、現実となって現れるのです。
30代後半の方で、「起業するのが長年の夢だったのだけど、気が付けばもうすぐ40歳、今年こそ」と思ってこられた方がいらっしゃいました。
「自分は東南アジア、特にミヤンマーが好きなので、それに関する企業がしたい。」とのことでした。自分も大好きだし、この国の発展にも貢献したいとのことでした。
「どんな業種で起業したいのですか?」と聞いたところ「それはまだ決めてない」とのことで、今年中に起業したい割には、正直ちょっと面喰いましたが、「ミヤンマーが好き!」な一点はひしひしと伝わってきました。
その方は鉄を扱う小さな商社にお勤めだったのですが、「鉄とか無理」「アジア雑貨とか興味ないし」という感じで、「いったい何を商いしたいのかイメージがない」状態でした。
Q・「イメージしたことが現実化」するのですよね? そんな状態でも大丈夫なんでしょうか?
マ・ええ、最初に来られた時は、全体に漠然としたお話で、イメージも曖昧な感じでした。
漠然としたイメージには、漠然とした現実がやってきます。ですから、長年、夢のままに「起業を望みながら商社に勤め続けている」漠然とした現実が続いていたのです。
Q・自分を振り返ってみても……こうなりたいって望みはありますけど、イメージが漠然としていると言われたら、そうかもしれません。だから叶わないのでしょうか?
マ・夢を叶えるためには、まず、はっきりしたイメージをもたなければなりません。ところが、多くの方が、イメージがブレたり、曖昧だったりします。
願いを叶えるためには、最初にイメージありきなのです。
Q・そうなんですね。
マ・「自分が本当に何を望んでいて、何がしたいのか?」自覚している人は稀です。私の「引き寄せ講座」では、まず「自分自身の本当の願望を知る」ところから始めます。「自分が本当に望んでいるものは何か?」様々なワークを通じて、自己認識していくのです。
簡単に聞こえるかもしれませんが、すっとできる人は稀です。でも、おかげで、ワーク終了時には、今までにない自分を発見したって感動されます。ソクラテスじゃないけど、まずは、「汝自身を知れ」なんです。
潜在意識は、本当は何を望んでいるのか?
Q・「自分が何を望んでいるのか知らない」というのは、婚活編にでてきた「好きできない人と結婚をして、後で好きな人ができて苦しむかもしれないので、ご縁を断り続ける女性」みたいな感じでしょうか。「結婚したい」っていいながら、潜在意識はそれを阻止することを命令してくるのでしたよね。
マ・ええ、願いを実現するためには、潜在意識が大事なのです。
その方の意識が思っていることと、無意識が本当に望んでいることが一致するとは限りません。意識の上では、「結婚をしたい」と思っていても、無意識は「前世の夫以外はすべて断れ」と命令しているかもしれないのです。
同じように、意識は「私は絶対に起業するぞ」と思っていても、無意識はほかのことを考えているかもしれません。
Q・なるほど。それで、その方の潜在意識は、本当は何を望んでいたのですか?
マ・カウンセリングを進めると、「年齢も年齢なので、40歳までには結婚をしたい」といわれ、彼女の心の中では切実な願望のように感じました。さらに聞いてみると、実はある男性と不倫関係にあり、「離婚する気はないっていっているし、自分もそれは望んでいない」「彼との結婚はないってわかっているから、ほかの人と結婚したい。」といいつつ、ずるずると続いている状態でした。ちなみに、相手の気持ちをリーディングしても、そのとおりのようでした。
最初に変化が訪れたのは、結婚のほうでした。ワークを開始して1か月後、2回目にいらしたときです。