憶えていますか? あの2012年12月21日のこと
こんにちは!
マヤ暦占星術師、マヤ暦ソウルナビゲーター、マヤ暦恋愛セラピストのMASAYUKIです。
いよいよ今年も12月に突入!
旧暦で師走とも呼ばれるこの時期には、忘年会やクリスマスなどイベントも目白押しです。
さらには、新しい年を迎える準備などで、誰もが大忙しの日々になるのではないでしょうか?
とにかく、街もキラキラとイルミネーションで華やかになり、人々もどこか浮かれてザワつくのがこの時期。
こんなときこそ、行事でいっぱいでしい西暦のカレンダーだけではなく、宇宙時間のマヤ暦のカレンダーも併用しながら、“いつもの自分”を取り戻しながら過ごしてくださいね。
さて、12月といえば、4年前の「2012年の12月21日(or 22日)」のことを憶えている人もいるのではないでしょうか?
北半球において、1日の昼の時間が最も短い冬至(南半球では夏至)にあたるこのタイミングは、マヤのカレンダーにおいても重要な意味を持つ日なのですが、数年前の2012年だけは、さらに特別な意味を持っていました。
そう、スピリチュアルやニューエイジの世界で、「2012年問題」と言われていたものです。
今回は、改めてあの時の2012年問題って何だったのか?
についてマヤ暦の観点から見つめてみたいと思います。
「え? 2012年で地球は終わってしまうの?」
「2012年の終わりに、人類は滅亡するの⁉︎」
当時は、そんなショッキングな情報に惑わされた人もいたと思います。
2000年代に入って、2007~2008年前後あたりからでしょうか、2012年が近づくにつれて、2012年には地球は天変地異などさまざまな理由から終わりを迎える、という“終末論”がスピリチュアルの世界だけでなく、TVなどマスメディアでも盛んに取り上げられていたものです。
さらには、「アセンション(次元上昇)」という言葉と共に、「2012年には、地球はアセンションする」などと言われていました。
たとえば、この時期に地球は3次元から5次元へ移行する、という説。また、太陽系がフォトン・ベルト(光子帯)に入ることで、地球は電磁波の影響を受ける、人類の意識の大進化があるなど、ありとあらゆる説や人類滅亡説などが飛び交ったものでした。
特に、この2012年問題は、2012年にマヤ暦のひとつである「長期暦(5125年をひとつのサイクルととらえる暦)」が2012年の12月21日でひとつの区切りを迎えることから、「マヤの預言」ともいわれていたりしました。
実際に、前年の2011年には日本は東日本大震災も体験することとなり、さらに不安を覚えた人も多かったはずです。
けれども、マヤの先住民たちは、決して地球の破滅を預言していたわけではありません。
彼らが私たち子孫に伝えたかったことは、2012年にひとつの暦の周期が終わりを迎えるということ。
それは、まったくネガティブな要素ではなく、逆に、新しい時代がスタートするということでもあったのです。つまり、彼らは「地球が新しいステージに向かう」ということを教えてくれていたのです。
そして、ご存じのように、2012年の12月21日は、何事もなく無事に過ぎ去っていきました。
今では、あのときの2012年問題のことさえ、すっかり忘れている人も多いことでしょう。