昨年初めてふとした幸運で参加できた摩利支天 徳大寺さんの「ゐのこ大祭」。
こちらはもう、摩利支天から「やったるで〜」「今日は大盤振る舞いやでぇー」(なぜか関西弁)と、
ぱぁ〜と御神威が伝わって来るほどの特別な大祭です。
ゐのこ大祭ってなにやるの?
お勧めしたいのが、特別大祈祷会です。
徳大寺さんは、日蓮宗なのですが、この日の祈祷は、半端ないパワーを醸し出します。
大迫力ですし、もやもやっとしたものが吹き飛ぶだけではなく、気分がアゲアゲになるのです!!
なんと、四万六千日(しまんろくせんにち)に該当する吉祥日だそうでです。
つまり、この日のご参拝は四万六千日分の功徳があるというのです。
えぇー!! 本当? 信じても信じなくてもいいのです。
そのパワーたるや、参拝した人には等しく降り注がれると思えるほど強力ですから。
2016年11月1日 ゐのこ大祭 祈祷時間
午前 8時 10時
正午12時
午後 2時 4時 6時
米 祈祷は有料ですが、体験者的にはとてもお勧めです。
徳大寺に来て心より手をあわせるだけでも、溢れ出てくるパワーでやる気がもらえそうです。
体験的に思うには、摩利支天と波動を合わせる、瞑想状態となる、願いを届ける、
その後、その願いが十分に入る余地を作るためにも”大浄化”をする。
そして、諭す。そんなプログラムになっているのかしら?ということ、
大浄化では、変なものは吹き飛ばされます。
摩利支天のお坊さんたちも妥協がありません!
実は昨年、思わずふき出すようなことがありました。
ゐのこ大祭に参加させていただき、あまりに凄い威力を感じたので、友人に話したら、どうしても同じ体験がしたくなったようで
その場でその友人が摩利支天 徳大寺さんに電話。
「もしもし、次の摩利支天縁日で同じ祈祷してください」(友人)
「いえ、あのパワーは、やはり来年のゐのこ大祭でないと無理なのです」(徳大寺さん)←こんな趣旨。
「なんとか!」(友人)
「ゐのこ大祭は特別なのです」(徳大寺さん)←こんな趣旨。
食い下がる友人に思わず吹き出しそうになった(気持ちはわかる!)のと、あまりに徳大寺さんが率直で、
それだけ「ゐのこ大祭」は別格なのだろうと感じ入りました。
そして思うに、当日はご住職始め、日頃より精進されている法力の強いお坊さんが集合なさっているのでは。
仲御徒町の繁栄から海外まで
参加してみると感じるのですが、摩利支天の意気込みも凄まじく、本当に「やったるで〜!」という感じで、
眷属である猪の鼻息までしてくるかのよう。
仲御徒町の年末の盛況ぶりが前倒しで来るといった風です。
そうそう、仲御徒町の繁栄は摩利支天あってとの噂も聞きます。
今では、仲御徒町という土地柄もあってか、海外の方も多く訪れているようです。
陽炎が神格化された摩利支天の今年の「ゐのこ大祭」は
軍神の日、火曜日と重なる
摩利支天の眷属は猪であり、摩利支天は猪に乗った姿で現されます。
摩利支天は陽炎が神格化されたものだそうで、常にそのお姿を捉えることはできない。
眷属が猪というのは、それだけ早いスピードで動くという意味もあるのかもしれません。
陽炎が神格化されたというだけあり、多くの難を逃れる、摩利支天に願うものを先回りして守るということから、
戦国時代は武士や忍者に崇められたそうです。
陽炎のようにゆらゆらとし、災いから信徒を守る摩利支天は、軍神であり、厄除けの天部の神です。
軍神といえば、ローマ神話ではマース(MARS)。摩利支天の語源はMariciと言われています。
今年のゐのこ大祭が行われる11月1日は、なんと火曜日。
火曜日は軍神マルスの日です。今年のゐのこ大祭は、さらに意味ありげです。
ゐのこ大祭の日には、ご祈祷すると、厄除黄飯という黄色いご飯(サフランで炊かれたものでしょうか)を昨年は頂戴できました。
あぁ、幸せになる!!と思いつつ食べたご飯、今年もいただけるそうです。
兎にも角にも、現代にも、摩利支天の御威光は、「大難は小難へ、小難は無難へ」と、導いてくださいます。
摩利支天 徳大寺さんの年中行事です。
摩利支天 徳大寺さんへの行き方。
昨年の摩利支天 徳大寺のゐのこ大祭の記事はこちら。