非二元(ノンデュアリティ)が私に教えてくれたこと

癒せば癒すほど、またかぁ……と思う嫌な自分に出会い絶望に近い気持ちになることもしばしありますが、それは無限の優しさや愛の側面の一部を感じたとき、深い感謝と畏敬の念を抱きます。

「やることは以前と変わらないんだな……」

取り寄せたアジャシャンティの本「あなたの世界の終り」を読み、そう思いました。

「思考と感情をよ〜〜〜くみつめること」
「エゴのトリックに騙されないこと」
地味なこの作業の重要性をやさしい口調で繰り返し繰り返し説いていました。

習ったセラピーと同じことを言っているアジャの著書を読むうちに、覚醒体験をした自分を特別扱いしている自分が恥ずかしくなりました。

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体験によって救われた自分と救われていない自分。

「この救われていない自分を救ってあげるのは、目覚めた意識ではなくて、この肉体の自分なんだな。」

「でも気だるいなぁ……。思考と感情をみつめるのはもうやりたくないよっ!!」

ただ、抑圧が出来なくなった暴れ馬のような感情にかなり振り回された疲れていた私は、“今ここの純粋な意識”に寄り添うことだけならできるという結論をだし、仕事が休みの日は一日中ぼぉーーーと家の壁をみつめていました。

まるでゆりかごに揺らされている安心感です。

でもところどころ、感情が引っ張られ、苦しくなることもありました。

これを続けていると、今まで人生の楽しみを後回ししてきたことをすごく後悔する気持ちになってきました。

幸せになったら、これをしよう。
幸せになったら、ここに行こう。
幸せになったら……
と幸せになるまで我慢をしてきた色々なことがありました。

でも幸せは今すぐこの瞬間になるものであって、未来にはないということが体験で分かったことで、人生を楽しみたいと思うようになりました。

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私が最初にしたことは、リラックスしながら家でお酒とスナックを食べることでした。

笑っちゃうくらいですが、こんなことも我慢していたのです。
幸せになったら、リラックスしていいよって自分に言い聞かせていたからです。

次に私がしたことは、かわいらしい雑貨屋にいくことでした。
幸せになったら、このブローチをつけていいよって自分に言い聞かせていたからです。

そして2年後、もう一度自分が生きたいと思う人生を歩いてみようと、思い始めるました。

そして何年も前にやめた占いの道具を引っ張り出してきたのです。

紆余曲折、試行錯誤、アジャが大切だと言ってもやらなかった思考と感情をみつめることも再開していました。

今も地味〜〜〜に自己ヒーリングや自己セラピーをして、自分を癒しています。

癒せば癒すほど、またかぁ……と思う嫌な自分に出会い絶望に近い気持ちになることもしばしありますが、それは無限の優しさや愛の側面の一部を感じたとき、深い感謝と畏敬の念を抱きます。

一生続くこの癒しの旅の中で人生の伴侶にも出会い、私は私が置かれたこの場所で頑張っていこうという気持ちを再確認しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回から新しいシリーズ
「運命の人との出会いの扉を開こう〜のんちゃんとイケメン神さまのレッスン その1〜」
をおおくりします。

 

《中村 まみ さんの記事一覧はこちら》
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